内容説明
人類の誕生と進化の歴史、日本列島に渡来したホモ・サピエンスの活動などをわかりやすく解説する。
ヒトはどこから来たのか――。
これまでの科学的学説を紹介し、現在定説化しているものを基本にしながら、人類学、遺伝学(分子人類学)の流れを整理。人類の誕生と進化の歴史、日本列島に渡来したホモ・サピエンスの活動などをわかりやすく解説する。
【著者】
加藤長
1944年 山梨県生まれ。1969年 東京大学文学部卒業。ジャーナリスト。
ベトナム戦争中の1969年~72年 ハノイ・ベトナムの声放送局で日本語放送。
以後、新聞、雑誌などで取材と編集の仕事にあたる。海外滞在が約10年。その後、協同組合運動、高齢者運動、東京大空襲戦災資料センター建設、民医連運動などに携わる。
目次
第一部 人類の起源
第一章 霊長類の誕生とダーウィンの挑戦
第二章 人類の進化
第三章 出アフリカから世界への拡散
第四章 古代農業革命と歴史時代への移行
第五章 今後の人類の課題
第二部 日本人の起源
第一章 日本の後期旧石器時代
第二章 縄文時代の一万二〇〇〇年
第三章 弥生時代の水田稲作と金属器など
第四章 古墳時代から飛鳥時代へ
第五章 日本の歴史時代を縦断する
第六章 日本語の起源について
第七章 日本人起源論の系譜
第八章 今後の課題