#ハッシュタグストーリー

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#ハッシュタグストーリー

  • ISBN:9784575247183

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内容説明

心に刺さるSNSのいい話。

インスタ、X、ユーチューブ、
タイムラインを流れる日々に疲れてしまっても、
あなたを救う物語がある。

新時代の小説家が贈る
全編新作アンソロジー!

麻布競馬場『#ネットミームと私』
田舎道で中指を突き立てた少女の写真が世界中に拡散。その裏に隠された物語とは? 

柿原朋哉『#いにしえーしょんず』
26歳フリーターの独身女子。ヲタクであることはそんなにダメなのか。普通ってなんなの?

カツセマサヒコ『#ウルトラサッドアンドグレイトデストロイクラブ』
ストーカーの侵入で大ピンチの私を救ったのは、高校時代の文化祭のテーマ。

木爾チレン『#ファインダー越しの私の世界』
あの頃インスタに投稿していた写真に元カレが「いいね」を突然つけて――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

52
あまり期待していなかったけど何か良かった。今を生きる人々のリアルを感じた。言葉がバズるきっかけってこんなふうに生まれるのかなとか思う作品があった。最後の話は刺さったな。今に不満があるわけじゃないけど、若い時の自分を思い出すことってあるよね。あの時一緒に過ごした人々に想いを馳せた。2024/07/21

rosetta

29
★★★✮☆麻布競馬場さんだけ読んだことがあった。四人の若手の作家さんによる短編集。誰がどう企画して、このタイトルにどういう意味があるのだろう?オジサンには分からないが中身は予想以上に面白かった。サブカル、ヲタク、黒歴史がギュッと詰め込まれた四篇。「#ネットミームと私」「#いにしえーしょんず」「#ウルトラサッドアンドグレイトデストロイクラブ」「#ファインダー越しの私の世界」文章も若々しくて読みやすいけど、最後の話で、死んだようにいびきをかいて眠る、ってのはちょっと違うと思う2024/05/28

iku

11
今やSNSは身近な存在でもあり欠かせないツールであり、その反面SNS疲れという言葉を耳にしたり、見えない相手からの誹謗中傷など、その弊害も少なからず感じるのが正直なところ。こちらはSNS時代を生きる若者とその感情が4人の若手作家さん達の瑞々しい感性で切り取られ、SNSがあったからこそ生まれた感覚や良さ、繋がりなどSNSを通しての優しい世界が描かれておりどの作品も読み心地が良かった。 木爾チレンさんの作品は特にタグの存在が光っており今の子の感覚により近いのかな。 全編を通しなかなかに秀逸な短編集でした。2024/05/15

みかん

8
どの作家さんの作品もとてもよかった。柿原朋哉さん以外は過去のハッシュタグで、共感や共鳴出来る感情が溢れでた。2024/03/10

ペコー

7
読了。図書館の新刊コーナーにあったので借りた本。アンソロジー。あまりにも面白く一日で読めた。収録されている『ウルトラサッドアンドグレイトデストロイクラブ』の雰囲気がとても好きだった。2024/07/14

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