内容説明
新人ダンジョン配信者の世迷言葉。
一階層の攻略中に、リスナーの一人に騙されて(自業自得)、
転移魔法陣を踏んでしまう。
言葉の視界が切り替わると、そこは――
未だ誰も到達していない、五百階層の未踏破地帯だった。
レベルも強さも初心者な言葉は、
配信を続けながら、リスナー頼りで生き残り強くなる!
なお、地上では――
・地上波永続生配信中
・攻略組による支援
・世界的に大注目
な模様。
ダンジョン最下層からの脱出RTA、スタート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
52
Kindle。漫画版が打ち切りエンドだったので書籍を読んでみたが、丁度1巻の終わりが漫画版のラストだったので次巻が楽しみ。防御力に制限が掛かってるので攻撃力に全振りした主人公の能力は如何に。無事脱出したら化物レベルになってそうで期待。ただWeb版が止まってしまっているのが不穏。2024/12/01
和尚
22
コメディを読みたい気分になり、お勧めされた一作を。主人公の世迷のキャラがね、もう作中のコメントの方々と同意なのですよ、どうやったらこんなキャラが生み出せるのかすごい笑 ダンジョン配信というジャンルの中でも、主観のセリフ、心の中、コメントによるツッコミがメインでさらりと読めてたくさん笑える良作です、WEBも面白いのでどちらもお勧めですね!2024/07/23
たまご
12
絶対絶命の状況下なのに、リスナー達のやり取りが軽妙で面白い。「レベル1で深層から脱出とか絶対無理でしょ?」と誰もが思う中、想像もつかない発想で困難を乗り越えて行く展開が笑えます。とにかくコメ色強めです。しかしスパチャとポーションの有用性がえぐいんよ…。またアイテムが空から降ってくるのはいかがなものか?とは思いましたけど、細かい事は気にせず勢いで読んだ方が本作の魅力をしっかり味わえますね。熱さやカタルシスは控えめでしたけど、終始お笑いの連鎖がノンストレスで楽しませてくれました。2024/07/17
御上 零
7
馬鹿で、アホで、イカれた主人公が好きな人はいるかい?彼の配信はおすすめだよ。 コメントにのせられて、たどり着いた先は誰もまだ見ぬ五百層。Lv1000オーバーのネームドボス(狼)が徘徊し、彼の命を狙う。そんな中でもお気楽に、正気を保ち、部類のエンターテインメントを見せてくれる世迷にリスナーからは困惑と笑いの大行列が。ツッコミと罵倒が入り乱れる様がほんと面白い。命のかかった状況で馬鹿でアホな言動ばかりの彼から気がついたら目が離せない。彼を巡り動き出す地上の勢力もあり、今後の動向にも要注目ですね!おすすめです。2024/02/29
八岐
6
★★★ なるほど、これはアタマオカシイ主人公である。こいつ、よく日常生活送れてたな。でも、こんなダンジョン遭難を国営放送でリアリティショーとして生放映する世界も相当におかしいですし、リスナーたちの徹底的にふざけてこの局面を楽しんでる所も、まあいい具合にイカレてる。ただ個人的にこのノリは楽しめなかったなあ。趣向の違い。2024/07/22