歴史が面白くなる 東大のディープな日本史 傑作選

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

歴史が面白くなる 東大のディープな日本史 傑作選

  • 著者名:相澤理【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2024/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046065148

ファイル: /

内容説明

累計25万部の超人気シリーズ『東大のディープな日本史』に令和の新入試問題を追加した、リニューアル完全版が登場!
過去シリーズで人気の高かった傑作を選りすぐり、改めて古代~近代の日本史が見渡せるように再配置しています。
さらに各章のつながり、歴史上の立ち位置が把握しやすいように加筆し、ディープな日本史をより堪能いただける1冊に仕上げました。
・藤原道長が関白とならなかった理由
・元号の持つ意味
・農民に対するステレオタイプな見方を打破する
・改暦に見える朝廷と幕府の関係
などなど、これまでの歴史観を揺さぶってくる東大日本史をお楽しみください。

(はじめにより)
東大日本史の問題は一問一問がそれ自体で完結した作品となっていますが、当然、高校で学ぶ日本史の内容の中に位置づけられます。
そして、何十年と出題されてきた問題を見通すことで、歴史の全体像をつかむことができます。そこまで書ききることで、はじめて東大日本史の面白さを描き尽くしたと言えるでしょう。
そこで、本書では、各問で解答例を示した後に、新たに「歴史の結び目」という項目を設けて、歴史上での位置づけや次の問題へのつながりを明示しました。
古代は「完コピ」、中世は「自力社会」、近世は「階層分化」、近代は「一等国」というキーワードに着目することで、それぞれの時代の特徴がつかめるようになっています。
また、旧作の問題に関しても、最近の研究成果を踏まえるとともに、問題どうしの関連を意識して、加筆・修正を行いました。

読者の皆さんはどうぞ二度読んで、東大日本史のすべてを吸収してください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

時雨

1
予備校講師が実際の過去問を解題する『東大のディープな日本史』シリーズをもとにした再編集版。古代・中世・近世・近代の4つの時代区分で各5問、計20問の過去問をそれぞれ「完コピ」「自力救済」「階層分化」「一等国」のキーワードで読み解きながら、行間の時代背景を補足しつつ出題者の問題意識を解説。〈古代〉摂関政治が皇位継承の確立に果たした役割・〈近代〉教育勅語が戦前の社会で持った意味 など、シリーズ3作の刊行後に出題された直近15年以内の過去問を新規収録しており、旧シリーズのファンにも嬉しい。2024年2月初版。2024/09/30

入江・ろばーと

1
林大学頭とか岩瀬忠震とか交渉頑張った幕府側の役人がいた事実や当時「不平等」の意識がなかった事実(関税率が下げられたのも攘夷運動のせいなのに……)は無視して「不平等条約を押し付けられた」とか、教育勅語渙発の背景に徳育論争があること、教育勅語自体「近代市民倫理と儒教倫理が折衷されたもの」であることを無視して「伝統的な儒教道徳を土台に」しているとか、何だかな……2024/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21756227
  • ご注意事項

最近チェックした商品