GitLab実践ガイド第2版

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GitLab実践ガイド第2版

  • 著者名:北山晋吾/棚井俊
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • インプレス(2024/03発売)
  • ポイント 26pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295018575

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

 近年、企業における迅速なソフトウェア開発において、DevOpsは必要不可欠な要素として認識されています。しかしその一方で、開発プロセス改善に関連する情報の飽和や、新しい開発支援ツールの乱立により、自社の開発チームにとってどれが最適な解なのかの見極めが難しくなっています。さらに、開発ツール導入後も、ツールやプラットフォームの運用に余計な時間を取られ、本来の目的であるコード開発に時間が割けないエンジニアが後を経ちません。このような開発現場の課題に取り組み、各企業にとって最適な開発スタイルを模索する中で、GitLabが注目を集め始めています。
 GitLabは、開発プロセスを支援する機能として、単なるリポジトリ管理だけにとどまらず、リポジトリの更新を起点とした継続的インテグレーションや継続的デプロイメントのジョブ機能や開発プロセス全体の改善サイクルを支援するプラットフォームを提供しています。さらに、組織文化の改革という点においても、GitLabではConversational Developmentという開発スタイルを提唱しており、チーム開発に不可欠なコミュニケーションの効率化を支援しています。これらの機能により、GitLabは、開発者における無駄なオペレーション工数を削減し、開発作業の効率化を実現します。
 本書はアプリケーション開発支援ツールであるGitLabの基礎から、実務の開発ワークフローの運用で使える機能までを網羅した実践ガイドです。まずGitLabが目指す開発スタイルを理解し、開発プロセスの改善を実践していただくことを目指しています。そのため、本書では単なるGitリポジトリ利用者に対する機能紹介ではなく、普段の開発プロセスの改善やデプロイオペレーションの効率化を図るために必要な情報を網羅しています。

目次

表紙
本書の利用について
はじめに
本書のターゲット
本書の構成
第1章  The DevSecOps Platform
1-1 求められる DevSecOps
1-2 GitLabとは
1-3 まとめ
第2章 GitLabの導入
2-1 GitLabのアーキテクチャ概要
2-2 Omnibusパッケージのセットアップ
2-3 まとめ
第3章 GitLabを使ってみよう
3-1 GitLabの初期設定
3-2 Gitの基礎
3-3 Gitの基本操作
3-4 まとめ
第4章 GitLab CI/CDを動かしてみる
4-1 GitLab CI/CDの概要
4-2 パイプラインの実行
4-3 まとめ
第5章 GitLabを使ってみよう
5-1 開発ライフサイクルの検討
5-2 サンプルアプリケーションの構成
5-3 演習環境の準備
5-4 まとめ
第6章 継続的インテグレーション
6-1 継続的インテグレーションのパイプライン
6-2 アプリケーションのビルド
6-3 アプリケーションテスト
6-4 コンテナイメージへのパッケージ化
6-5 まとめ
第7章 開発レビュー
7-1 開発レビューのプロセス
7-2 コンテナイメージスキャニング
7-3 レビュー環境へのデプロイメント
7-4 デプロイメントテンプレート
7-5 レビュー環境の停止
7-6 Merge Requestの作成
7-7 まとめ
第8章 継続的デリバリ
8-1 継続的デリバリのパイプライン
8-2  Merge Request
8-3 ステージング&本番デプロイメント
8-4 リリース
8-5 統計情報
8-6 まとめ
おわりに
索引
著者プロフィール
奥付