山と溪谷社<br> IT'S ELEMENTAL さぁ、化学に目覚めよう 世界の見え方が変わる特別講義

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山と溪谷社
IT'S ELEMENTAL さぁ、化学に目覚めよう 世界の見え方が変わる特別講義

  • 著者名:ケイト・ビバードーフ/梶山あゆみ
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 山と溪谷社(2024/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 690pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635130189

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内容説明

「本書から読者は、化学がいかに重要で、いかにクールなものであるかを理解できるだろう」パブリッシャーズ・ウィークリー誌
「ほとんどの科学解説書に欠けているウィットに富んだ内容で、本書は知識を求める人々にとって歓迎すべき一冊となるはずだ」ブックリスト

たとえば朝、目覚めのコーヒーを飲むときにカフェインが体内でどのように眠気を覚ます?
コーヒーを美味しく入れるために湯を沸騰させてはいけない理由とは?
シャワーを浴びるときに使うシャンプーの成分の機能を知ってる?
じゃあ、日焼け止めを塗ることで紫外線を防げる理由とは?
テキサス大学教授として文系の学生に向けた授業を担当し、自他ともに認める化学オタクの著者が、高校から大学の教養レベルで学ぶ化学の基本原理と、日常にあふれる化学反応をわかりやすく、ユーモアたっぷりに紹介する。
掃除をしたり、運動をしたり、バーでカクテルを飲み、愛する人とベッドに入るまで、実は化学が身近で親しみやすい存在であることを感じられる一冊。
元素周期表の見方についても詳しい解説があり、化学を学ぶ学生にも、学び直しをしたい大人にもおすすめである。


■内容
第1部 ひと味違う化学の授業
第1章 小さいけれど大切なもの――原子
第2章 形がすべて――空間の中の原子
第3章 姿を変える――固体、液体、気体
第4章 絆はいつか壊れるもの――化学反応

第2部 化学はここにも、そこにも、どこにでも
第5章 目覚めたあとのお楽しみ――朝食
第6章 燃焼を感じる――運動
第7章 美しい自分になる――出かける準備
第8章 われに太陽を――ビーチで
第9章 パイはウソをつかない――キッチンで
第10章 口笛吹いて働こう――家の掃除
第11章 ハッピーアワーは最高の時間――バーで
第12章 日暮れてまったり――ベッドルームで


■著者について
著者:ケイト・ビバードーフ Kate Biberdorf
テキサス大学の化学教授であり、無機化学で博士号を取得。
Catalysis, Science, and Technology誌に研究論文を発表。
大学では文系の学生に向けた化学の講義も担当し、子ども向けのサイエンス本も多数執筆。
さらに「Today Show」や「The Late Shown」などテレビで複数の化学番組をもち、わかりやすく、すこぶる楽しい化学の授業に定評がある。
「Kate the Chemist」の愛称で親しまれる人気の化学者。

訳者:梶山あゆみ(かじやま・あゆみ)
翻訳者。東京都立大学人文学部英文科卒業。
主な訳書に、カール・へラップ『アルツハイマー病研究、失敗の構造』(みすず書房)、デイヴィッド・イーグルマン『脳の地図を書き換える――神経科学の冒険』(早川書房)、デビッド・A・シンクレアほか『LIFESPAN――老いなき世界』(東洋経済新報社)、コーディー・キャシディーほか『とんでもない死に方の科学――もし〇〇したら、あなたはこう死ぬ』(河出書房新社)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

52
れっきとした科学者の著書ながら原子の構造について服装に例えたりとても素人に寄り添ってわかりやく説明してくれる。元素周期表も多少身近に。分子構造でトランス脂肪酸の怖さを目の当たりに。その他食材栄養関連やエネルギー代謝など内的機能はもとより、洗剤系では重曹のヌルヌル感の原因や漂白剤が汚れの分子を見えなくしているだけで汚れが除去される訳ではないことも。加えてコーヒーやアルコール等の嗜好品から、毛髪やUVコントロールに及び、おまけで人間には性フェロモンがないことも、根拠説明はやや硬くなるが肩肘張らず読めた。 2025/12/04

やいっち

52
大卒(高卒)以来、初めての(?)化学本。料理に化粧に食事に掃除、洗濯、日光浴、酒、睡眠、性…日常の万般に化学が関係してる。子供相手に話すことが多いとかで、本書は大人向けだけど、分かりやすい。2024/07/14

R

45
初心者向けの化学の授業を文章化したものだが、大変わかりやすく、素人に興味を持たせようという話題が山盛りの面白い本だった。基本であり、すべてでもあろう元素記号の話しから始まり、洗濯や料理、体の秘密やら恋愛など、あらゆる事象に化学が関与していることを事例をあげて説明しながら、その要点である結合や反発について語られていた。聞けばなるほどというか、ごく当たり前の話しなのだろうけど、意識していないと、洗濯ものの汚れが水に流れるという事象に何が詰まっているかがわからないものだなと感心してしまった。2025/11/11

泰然

32
世界の何かを好きで夢中になり、物事や世界の構造や力学及び背景を追い求める気持があれば、あなたに不可能なんてことはないし、小さくとも世界は変わる。オタクの探求心はもちろん、学生の入門書、更には大人の学びなおしにもなる著者からの化学のラブレターである。専門用語なしにユーモラスに展開する。化学の起源に始まり、元素周期表、原子、固体・液体・気体、化学反応の仕組みなどの基礎講座のたたき台を経て著者の私生活の一日の話を下敷きにした、日常に存在し続ける化学のエッセンシャルをアハ理解出来る。美的な論理である化学の堪能書。2024/04/22

くさてる

28
化学というか数式がとにかく苦手で、目覚められる自信はあまりなかったのですが、ちゃんと読みました。もちろん、ぜんぶを理解できた自信はあまりなく、ななめ読みした箇所もあるのですが。科学的な知識から語られる日常の光景の解説部分が面白かったのです。世界の成り立ちをこうやって紐解けるのが化学のすごさ。良かったです。2024/11/21

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