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内容説明
一生治らない病気だと思い込む前に――。「躁」と「うつ」をくり返す疾患「双極性障害」、すなわち「双極症」はロングスパンで経過を観察していく病気です。そもそも鑑別自体が難しい病気である上に、医師が患者さんを診ることができるのは診察室の限られた時間に過ぎません。どんなエピソードや生きづらさがあったのかを一番よく知っているのは患者自身。本人が双極症を知り、正しく捉え、「自分で治す」という心構えをもって治療にのぞむことが、安定した状態を保ち、落ち着いて暮らしていく上でのポイントです。医師に確認すべきこと、自分の症状の正しい捉え方から、自分に合う薬の見つけ方、生活管理のしかたまで主体的に関わりコントロールしていく方法を第一人者が明かしていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョゼ★ネコを愛する絵描き(趣味)
61
図書館で借りた本。2024年2月29日初版。 DSM-5-TR(2022年)から「双極性障害」を「双極症」と訳語変更。 専門的な知識などなくても読みやすく、本人はもちろん家族が読んでも理解を深められる内容。 双極症の特徴、発症の原因や治療についても分かりやすい解説だった。 ライフチャートもつけてみようと思う。 自分を俯瞰して見つめることの大切さ、治療の主人公は自分であるという意識を持つことの大切さを再確認できた。とてもいい本だった。2024/06/28
k sato
27
双極症研究の第一人者・加藤忠史教授監修。専門用語を控えた患者ファーストの小冊。最新研究が示唆する発症メカニズムに戦慄した。1ミリ幅の脳細胞が患者の人生を左右しているのだ。感情の強弱を制御する側坐核と偏桃体。双方に繋がる回路の異常興奮が躁と鬱を引き起こす。しかし難病や突然死を招く最悪の病ではないと教授は諭している。とはいえ患者は気分障害と一時的な情動反応を区別できず混乱と不安に翻弄される。きっかけの有無によらず気分が変動して継続する厄介者。教授は辛抱強く治療せざるを得ない患者の気持ちに寄り添ってくれている。2024/03/16
fuwa
3
図解が多くとてもわかりやすいかった。筆者の長年の研究がもう少しで実を結ぶところのようなので、今後も活躍を期待したい◎2024/07/09
あひる三太郎
2
勉強になりました。2024/03/14
ishida
2
基本的な知識が全般的に書かれている。脳の仕組みに関しては最新の動向も知れて良かった2024/03/14
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