最後は言い方―これだけでチームが活きる究極のスキル

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最後は言い方―これだけでチームが活きる究極のスキル

  • ISBN:9784492047637

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内容説明

上司がひとりで決めて、部下はそれに従うだけ…
その構造は「言い方」ひとつで変えられる。
強要、忖度、同調圧力。
時代遅れの慣例を消す「会話の組み立て方」

信頼されるリーダーになるための必読書、
『LEADER’S LANGUAGE』が読みやすくなって新登場。


・上司の意見に誰も異を唱えられない。
・納期ばかり意識して仕事の軌道修正ができない。
・責任感が希薄で、自分の役割以外のことに誰も関心がない。

その問題は、一人ひとりの能力ではなく組織の構造自体にある。

チームをただ作業をこなすだけの装置にしないためにはどうすればよいのか?
組織の可能性は、決定する人と実行する人を分断し、部下にたったひとつの方法を強いるやり方では生まれない。

誰もが考え、意見し、行動できる組織づくりの鍵はリーダーの「言い方」にある。
最低のチームをたった1年で最強のチームに成長させたリーダーの手法を1冊に凝縮。
言い方を変えるだけで、組織の力はここまで引き出せる!


★良い言い方、悪い言い方がひと目でわかる! 本書に登場した「言い方」一覧を巻末に収録★

目次

はしがき 「言い方ひとつ」でチームは変わる
序章   優秀なプレイヤーが優秀なリーダーに変わるとき
1章   古いリーダーシップで使われる言葉
2章   上からの圧力と忖度の空気を壊すには
3章   時間に追われて進路を間違えそうになったら
4章   誰もが異論を言いやすい環境を作るためには
5章   メンバーの他人事感を感じたときは
6章   思考と行動のバランスがよくないと思ったら
7章   アウトプットをもう一段改善したいと感じたら
8章   チームに心理的安全性が足りないと思ったら
9章   言葉で行動がどう変わるかを知りたいなら
本書で紹介された主な言い方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

satomi

22
オーディオブック。想像していた内容と違ってよかった。最初の方は、間違えたかなと思ったけど、言葉そのものよりも、どういう意図でその言葉を発するかという部分に注目したら、自分の人との関わり方にも役立てそうだと思った。2025/03/24

ta_chanko

21
実際に起きた貨物船の沈没事故を教材に、チームや組織のあるべきかたちをについて考える内容。大切なのは心理的安全性。何を言っても受け入れられる安心感がないと、人は大切なことでも口を閉ざしてしまう。とりわけ上の立場の者が威圧的だと、下の者は何も考えず何も言わなくなる。上の者も一度決めたことを覆すと自分の威厳が損なわれると思って必要性があっても方針を変更しづらくなる。作業に集中するとき(赤ワーク)と、作業を見直すとき(青ワーク)を区別して、実行と考察を繰り返すことが大事。2024/04/23

tonnura007

12
貨物船エルファロはハリケーンが発生しているのになぜ航路を変更せず沈没したのか。上司が指示をして部下はそれに従うだけ。言い方を変えることで組織の構造は変えることができる。 近年、ビジネス書で取り上げられる機会が増えた「心理的安全性」について、言い方に注意する必要があると著者は指摘する。確かに、会議でも「意見があれば好きに発言してください」と言っても、心理的安全性が保たれていない組織では意見が出ることもなく結局リーダーの意見がそのまま実行されるだけ。本書では上司が注意すべき発言について詳細に述べられている。2024/04/05

bookreviews

10
人事評価権限を持っている上司に対しては、”文句”と取られかねない発言を控えてしまうのは自然なことです。そのため、いつでも気になれば中断していい、異端なことも口にしていい、わからないことはわからないと言えばいい、そう考えた根拠を説明してくれればいい、と言い続けないといけません。改めて、リーダーの発言の仕方には注意が必要と気づかされた良書でした。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/LeadershipIsLanguage2025/02/08

miu

8
心理的安全性のことなのだけど、正直チームの中堅にいるわたしだけが実践したとしてもチームは変わらないだろうなぁなんて思ってしまってダメなわたし。話のわかる(!?笑)上司にこの本のタイトルを見せたら、『ぼくが読まないといけない本だね』と。そうかもしんない。2024/05/11

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