中公新書ラクレ<br> 世界のロシア人ジョーク集

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中公新書ラクレ
世界のロシア人ジョーク集

  • 著者名:早坂隆【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2024/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121508119

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内容説明

「困った隣人」を笑い飛ばせ!
恐怖政治、ウォッカ好き、文化・スポーツ大国……。
風刺と笑いで、マトリョーシカの中身に迫る!

●ジョーク1:SOS
三人のロシア人が乗ったクルマが、土砂崩れに遭ってしまった。
一人が警察に電話した。
「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」
「わかりました。24時間以内に助けにいきます」
もう一人は軍に電話した。
「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」
「わかりました。12時間以内に助けにいきます」
もう一人は秘密警察に電話した。
「ウクライナ戦争に反対する!」
5分後、秘密警察が到着した。

●ジョーク2:天国
プーチンが国民への演説の場でこう語った。
「戦争など恐れることはない。なぜなら、愛国的ロシア人は皆、死んだら絶対に天国へ行けるのだから!」
その演説を聞いた天国側は、NATOへの加盟を申請した。

シリーズ累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。もともとロシアは、アネクドートと呼ばれるジョーク文化を持つ「ジョーク大国」であり、ソ連時代、共産党による民衆への抑圧が激しくなるにつれ、陰に隠れて恐怖政治を笑うアネクドートが発展したという歴史がある。恐怖政治、酒好き、文化・スポーツ大国、そして現代のウクライナ侵攻……。歴史と民族性を学びながら、そのお国柄を、今こそ笑い飛ばそう!

【目次】
はじめに
第1章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その1
第2章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その2
第3章 プーチンとは何者なのか?
第4章 ソ連という壮大なるジョーク
第5章 民族性&社会 酔っ払いか芸術家か?
第6章 国際関係 隠れた親日国?
おわり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字スキー

15
いまだ終わりの見えないウクライナ情勢。真面目くさって深刻ぶっていれば良いというものでもないし、むしろ深刻な状況であればこそユーモアは大切であろうとは思う。しかし、「単なる悪口や中傷ではなく、ユーモアを通じての風刺を」と言いつつ、紹介されるジョークはロシア(ソ連)を「愚かな、間違ったもの」として嘲笑うものが多く、個人的にはあまりユーモアを感じられなかった。ロシア(ソ連)の歴代指導者や大きな出来事をざっくり紹介するトリビア集としての面もあったので、読んで損したとまでは言わないけど。2024/06/03

マサキチ黒

7
ロシアでは選挙の自由は保証されている。選挙後の自由は保証されていないが(笑)。2025/01/14

ikedama99

5
くすくすと笑う(大声ではない)のは、内容もさることながら、大きな声で笑えば、何が自分の身に降りかかるかわからないから・・ともいえる。以前のKGBが暗躍していたソ連の感じすらしてくる。ウクライナの話は笑えるが重い。2024/02/25

samandabadra

4
よう集めはったなあ。こういうジョークがソビエトの時と同じように作られている今のご時世は、ある意味不幸なのだろう。一時アネクドートが詰まらないと言い合っていたが、あればあるで幸福とは言えない気がする。モンゴル人のソヴィエト時代末期のロシア人‐ジョーク:川辺で日本人とロシア人とモンゴル人が酒盛りをしていた。酔っぱらった日本人が川に持っていた時計を投げて曰く「こんなもの故郷に帰ればいくらでもある」。ロシア人は手にしていたウォトカを投げた。モンゴル人は手に何もないのでロシア人を投げた。曰く故郷に帰ればいっぱいいる2025/03/01

寒苦鳥

4
ロシアという国を、様々なベクトルからネタにしたジョークを中心に構成されていて、フランクに読める読みものだった。 2025/01/25

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