中公新書ラクレ<br> 世界のロシア人ジョーク集

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中公新書ラクレ
世界のロシア人ジョーク集

  • 著者名:早坂隆【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121508119

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内容説明

「困った隣人」を笑い飛ばせ!
恐怖政治、ウォッカ好き、文化・スポーツ大国……。
風刺と笑いで、マトリョーシカの中身に迫る!

●ジョーク1:SOS
三人のロシア人が乗ったクルマが、土砂崩れに遭ってしまった。
一人が警察に電話した。
「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」
「わかりました。24時間以内に助けにいきます」
もう一人は軍に電話した。
「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」
「わかりました。12時間以内に助けにいきます」
もう一人は秘密警察に電話した。
「ウクライナ戦争に反対する!」
5分後、秘密警察が到着した。

●ジョーク2:天国
プーチンが国民への演説の場でこう語った。
「戦争など恐れることはない。なぜなら、愛国的ロシア人は皆、死んだら絶対に天国へ行けるのだから!」
その演説を聞いた天国側は、NATOへの加盟を申請した。

シリーズ累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。もともとロシアは、アネクドートと呼ばれるジョーク文化を持つ「ジョーク大国」であり、ソ連時代、共産党による民衆への抑圧が激しくなるにつれ、陰に隠れて恐怖政治を笑うアネクドートが発展したという歴史がある。恐怖政治、酒好き、文化・スポーツ大国、そして現代のウクライナ侵攻……。歴史と民族性を学びながら、そのお国柄を、今こそ笑い飛ばそう!

【目次】
はじめに
第1章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その1
第2章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その2
第3章 プーチンとは何者なのか?
第4章 ソ連という壮大なるジョーク
第5章 民族性&社会 酔っ払いか芸術家か?
第6章 国際関係 隠れた親日国?
おわり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ikedama99

5
くすくすと笑う(大声ではない)のは、内容もさることながら、大きな声で笑えば、何が自分の身に降りかかるかわからないから・・ともいえる。以前のKGBが暗躍していたソ連の感じすらしてくる。ウクライナの話は笑えるが重い。2024/02/25

古本虫がさまよう

3
今回の早坂さんの本は、適度なユーモア、諧謔、クスクスがあって、楽しく読める一冊でした。 プーチンネタ、ウクライナネタ、NATOネタなど「新作」もあり。もちろん,スターリン、ブレジネフ、ゴルバチョフ、エリツィンネタも。 早坂さんが「おわりに」で、ちょっと述懐もしているが、こういう本は「世が世ならシベリア送りか暗殺が確実の本」でもあったといえよう。日本とて、極左政権が誕生していたら、「反体制文書」として摘発される恐れもあっただろう。 2024/04/13

totuboy

2
早坂さんの世界のジョーク集は大変好きで、毎回買ってしまう。笑いの中には、知的なセンスも要求され、裏を読むだけの知識も必要となってくる。端的に世界情勢を表現したジョーク集は、良い勉強にもなる。おすすめ。2024/02/23

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