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内容説明
事前にどのように備え、事後にどのように対応すればよかったのか。具体的な事件を元に、企業法務の基本から戦略的活用法までわかる。
頻発する企業不祥事。訴訟トラブル。契約問題等々。会社のガバナンスからファイナンスに至るまで、企業活動は法律問題と切っても切ることができません。
そこで重要な役割を果たすべき企業の法務部門は、一体、どれだけ求められた役割を果たしているでしょうか。
残念ながら、一部の企業を除き、日本企業の法務部門は必ずしも十分に役割を果たしていないようです。
本書では、法務部門の基本的な課題を確認しながら、相互に関連する法務のテーマを、最近の企業不祥事を通じて、総合的に解説します。
あわせて、企業の付加価値をアップする「法務部」をどうやって作っていくか、その付加価値を社内でどのように計測するのかについても解説します。
【主な内容】
プロローグ いつ起きてもおかしくない! 何をどうすべきだったのか?
第1章 法務部門とはどういうものか~その必要性から導かれる存在意義
第2章 法務部門の人材をどうするか~付加価値アップの最重要ポイント
第3章 法務部門の業務範囲はどう考えたらいいのか~優れた法務部門の業務と役割分担
第4章 弁護士の起用と使い方はどうあるべきか~社外弁護士を使いこなすための法務部門の役割
第5章 グローバル企業法務の新潮流とは~欧米から新興国まで多様な法環境への順応
第6章 コンプライアンス・CSRを推進する法務部門~企業価値の向上から持続的発展のためのロビイングまで
エピローグ 経営力アップに向けた法務の課題と展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
グッドバイ
1
企業活動における法務の重要性および法務機能が如何にあるべきか、日米間の比較等については詳細に書かれているものの、企業法務の個別論点については内容が薄い印象。企業法務について知識をつけたい人ではなく、法務部に配属・異動となった人が読むべき本。2020/03/01
いとのり
0
組織内司法書士という団体に加入しましたので、企業法務について学ぶ目的で読みました。企業法務の重要性についてはよく欠かれていたと思いますが、概ね想定している範囲内の内容が多く、期待度が高かった分、ガッガリ度もややありました。2016/09/21