内容説明
大切な家族とのお別れを、どう受けとめてどう生きていけばいいのか――。その子との出会いの意味に気づいたら、感謝の涙が止まらない。ある不登校生と犬/この子はあなたを導くために生まれてきた/夫婦の離婚の危機を救ったワンちゃんの話……人気ペット供養寺の住職が忘れられない11の感動実話が教えてくれる、よりよい生き方のヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめこ
9
動物の供養をされている住職さんが書かれています。愛しき存在が亡くなった時、悲しみや苦しみに囚われていると飼い主をそんな目にあわせたとして愛しき存在は天国に辿り着けない。別れにフォーカスするのではなく出会ったこと、楽しく優しい思い出を一緒に疲れたことに感謝してありがとうをたくさん投げかけてあげて、ということが書かれています。年老いて弱っていく愛犬とどのような心待ちで接するべきかなども書かれていて、序章から最後のページを閉じるまでずっと涙あふれて人前では読めなかったのでお風呂で1人泣きながら読み終えました。2024/04/11