徳間文庫<br> 月下のサクラ

個数:1
紙書籍版価格
¥902
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

徳間文庫
月下のサクラ

  • 著者名:柚月裕子【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 徳間書店(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198949174

ファイル: /

内容説明

シリーズ累計27万部突破!
警察小説の新たなるヒロイン誕生!

念願かない警察広報職員から刑事になった森口泉。記憶力や語学力を買われ、希望していた機動分析係へ配属された。自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。
だが配属当日、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚だった。署が混乱する中、さらに殺人事件も発生。組織の闇に泉の正義が揺れる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小説を最初に書いた人にありがとう

62
待ちに待った柚月作品の文庫化。読み始めるとページをめくる手が止まらない。内容、設定、登場人物、文章のリズム、どれを取っても小説の良さを引き立てる。森口泉を主人公にしたシリーズ2作目、一作目の事件を背景に警察官となり希望した捜査支援分析センター機動分析係に配属となる。自身の警察署内での一億円の紛失を発端に警察組織の闇や権力にメスを入れていく。通底する緊張感、癖のある上司や同僚達とのやり取り。最後はスピード感を増しながらクライマックス。次作も楽しみでならない。2024/02/29

ピース

42
念願叶って警察官になり希望する部署に配属になった森口泉だが、そこでは「スペカン」と呼ばれ決して歓迎はされていない。それでもそれを受け入れ、これだけがんばってるならみんなの見る目は当然違ってくる。そして事件は危機一髪のところで解決する。しかしこの解決は人によっては決して喜ばしいものではないというところが印象的で難しいと思った。2024/04/21

さち@毎日に感謝♪

30
「朽ちないサクラ」の続編。機動分析係に配属された泉の正義感に満ち溢れた活躍が読めました。上司の黒瀬が一見怖そうな感じだけど、部下の事を思うまさに理想の上司だなと思いました。また続編があったら読みたいです。2024/04/22

ぷにすけ

30
刑事になる為の最終テストに失敗したものの、起動分析係長の黒瀬に能力を買われ、何とか刑事となった森口泉。だが配属当日に会計課の金庫にあった一億円が盗まれる事件が発覚!広島中央署で実際に起こった事件をベースに描かれ、事件の詳細もかなり似せられていますが、今回もサクラこと「公安」の影が事件の背後にチラついており、その不気味さが一段と物語を怖くさせております。「公安」って何?と考えさせられますねぇ・・・。読み応え十分の力作でした。2024/03/17

leelee

29
黒瀬に見出され、捜査官に合格した泉。読み進めていく中に二人の信頼関係が伝わってきた。“落ちこぼれのスペカン”と呼ばれているが、決してそうではない。強い信念を持って事件に立ち向かう泉の姿にハラハラ… それにしても機動分析係の仲間は彼女に任せ過ぎではないか?と思ったが、やはり泉はヒロインなのです。2024/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21772435
  • ご注意事項