山と溪谷社<br> ヤマケイ文庫 植物のプロが伝える おもしろくてためになる植物観察の事典

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader

山と溪谷社
ヤマケイ文庫 植物のプロが伝える おもしろくてためになる植物観察の事典

  • 著者名:大場秀章
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 山と溪谷社(2024/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635049856

ファイル: /

内容説明

博物館や植物園で働いてきた植物学の専門家が伝える知られざる植物のすがた!
「虫のオーダーメイドでできた花」
「同じ水草が姿形の異なる葉っぱをつけるワケ」
「敵を死にも至らしめる、植物の化学兵器」
「植物はなぜ毒を持つ?」
などなど、読めば植物観察がいっそう楽しくなる全83編の特別レクチャー!

読めばおどろき、身近な花や草木を見る目が変わる知識や視点が満載です。


■内容
1章 魔術師も驚愕! 芸達者な植物たち
2章 植物が繰り広げるおどろきの生活
3章 多彩な風景を育む植物
4章 動物も手玉にとる植物のすご腕
5章 人間が変える植物の世界
6章 人知が引き出す植物の潜在力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竜王五代の人

5
改訂・文庫化する前の元になった本は「~植物雑学事典」というタイトルだったそうだが、そのままで良かったのではと思う。だいたい、ラフレシアとか、神津島とか、海草の生えてる海底とか、簡単に観察に行けるとこじゃないよ! 内容そのものは大変面白い。葉っぱを維持するコストと、光合成の収入バランスで常緑か落葉か、長持ちさせる丈夫な葉か一年使い捨ての安普請かが決まるとか、神津島は強風で標高は低いのに高山帯ぽいとか、そのほかもろもろ。2024/03/30

Hiroshi

4
ヤマケイから出ているので登山で見る花の本かと思ったが違う。『おもしろくてためになる植物の雑学事典』を文庫化に伴いアップデートしたもの。海外の珍しい植物もでてくる。大きい花は1つでも十分魅力的だ。小さい花は単独では魅力に乏しいので集まって咲く。中には周辺の花弁や萼片が大きくなり全体で1つの花の様に見せている。装飾花だ。ヤブデマリは散房花序で、ガクアジサイは集散花序、ハナウドは複散形花序だ。ヒマワリの外周は装飾花の舌状花で、装飾花に囲まれた内側は筒状花で種を作る。キク科の花は多数の舌状花と筒状花で構成される。2024/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21734101
  • ご注意事項

最近チェックした商品