講談社文庫<br> ルパンの絆

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講談社文庫
ルパンの絆

  • 著者名:横関大【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2024/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065347447

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内容説明

シリーズ累計45万部突破!

2度のドラマ化と映画化で記憶に刻まれた
泥棒一家、探偵家族、刑事一家の物語――劇的クライマックス!

三雲華が、Lの一族をめぐる「パンドラの箱」を開ける!

「しかしもう遅い。ここで引き返すわけにはいかなかった。おそらく全部繋がっている気がした。
 杏が誘拐されたのも、和馬が殺人犯に仕立てられたのも、すべて一本の線で繋がっている。
 そして、その先には、封印された私の記憶があるはずだ」――本文より


【あらすじ】
Lの一族の娘・三雲華の夫である桜庭和馬は、ホテルのバーで張り込み中、突如意識を失う。
目覚めるとスイートルームにいて、浴室には女の死体。殺人犯に仕立てられたのだ。
そのころ華に「娘を返してほしければ十億円を用意しろ」との脅迫電話が。
二つの事件が交錯し、一族の秘密が浮かぶ。シリーズ最高傑作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

122
★★★★★★★★☆☆桜庭・三雲両家に最大の危機が訪れるルパンシリーズ第5弾。張り込み中に意識を失い、身に覚えのない殺人容疑で警察に追われることとなった和馬。時を同じくして、娘の杏が何者かに誘拐され――。誰が和馬を嵌めたのか。2つの事件にはどのような関連があるのか。潔白を証明するために逃走するというのはなかなかハードボイルドな設定だが、そこまで悲壮感を感じさせないのは和馬を取り巻く個性的な面々との〝絆〟ゆえだろう。シリーズを通して読んでいれば黒幕の正体は容易に想像がつくが、華の出自にこそ最大の驚きがあった。2025/10/05

のり

63
「和馬」が殺人の容疑をかけられ逃亡。「杏」は誘拐され10億の身代金を要求される。こんな偶然はありえない。2つの事件は繋がっているはず…「華」にとっては心労が倍増する。これはLの一族・桜庭家・北条家のオールスターで対処しなければならない相手。厳しい立場なのはわかるが、「華」の日和具合は不甲斐ない。昔を思い出せ〜。ヒビ割れた一族の今後も気になる。踏ん張り時だ。2024/07/11

confusion_regret_temptation

24
相当緊迫する展開ながら、文体によるのかそれほど重々しくは無く事態は進む。色々な秘密が明かされていくのだが、なんだか最後はグダグダな感じ。一件落着のように終わっているが、とても中途半端に思える。これでシリーズ完結、じゃないよね?2025/06/26

ありす

24
先にドラマと映画を観てしまっていたので、ここで真実が明らかになるのかという一作。和馬は張り込み中、目が覚めるとホテルの一室に女性の遺体と一緒にいた。思わず逃げてしまう和馬。一方、杏が誘拐され身代金10億円を要求される。2つの事件が重なり合った時、真実が明らかになる。泥棒一家、警察一家、探偵一家、この異色な家族が杏救出のために手を取り合っているのが本当に面白い。最後、えっめでたしめでたしにならないの?ってちょっと焦ったから、この終わりでよかった。【シリーズ5作目・完結】2024/10/31

のんxxx

20
泥棒一家、刑事一家、探偵一家が絡み合うシリーズ。何作目かもう分からなくなってしまった。いつもだともっとコメディ要素が濃いのに、今回は凄くシリアスで、ずっと緊迫感に満ちていた。泥棒一家の娘でLの一族の血を引く華。娘の杏が誘拐され、夫である刑事の和馬は別の事件の容疑者になってしまう。アノ人が関わっているんだろうな、とシリーズを読んできた読者には想像つくんだけれど、とにかく目まぐるしい展開の連続。そして驚愕の事実が発覚。まだ続くのかな?終わりかな?なんとも言えない締め方だったな。2024/06/05

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