内容説明
シリーズ累計45万部突破!
2度のドラマ化と映画化で記憶に刻まれた
泥棒一家、探偵家族、刑事一家の物語――劇的クライマックス!
三雲華が、Lの一族をめぐる「パンドラの箱」を開ける!
「しかしもう遅い。ここで引き返すわけにはいかなかった。おそらく全部繋がっている気がした。
杏が誘拐されたのも、和馬が殺人犯に仕立てられたのも、すべて一本の線で繋がっている。
そして、その先には、封印された私の記憶があるはずだ」――本文より
【あらすじ】
Lの一族の娘・三雲華の夫である桜庭和馬は、ホテルのバーで張り込み中、突如意識を失う。
目覚めるとスイートルームにいて、浴室には女の死体。殺人犯に仕立てられたのだ。
そのころ華に「娘を返してほしければ十億円を用意しろ」との脅迫電話が。
二つの事件が交錯し、一族の秘密が浮かぶ。シリーズ最高傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イアン
125
★★★★★★★★☆☆桜庭・三雲両家に最大の危機が訪れるルパンシリーズ第5弾。張り込み中に意識を失い、身に覚えのない殺人容疑で警察に追われることとなった和馬。時を同じくして、娘の杏が何者かに誘拐され――。誰が和馬を嵌めたのか。2つの事件にはどのような関連があるのか。潔白を証明するために逃走するというのはなかなかハードボイルドな設定だが、そこまで悲壮感を感じさせないのは和馬を取り巻く個性的な面々との〝絆〟ゆえだろう。シリーズを通して読んでいれば黒幕の正体は容易に想像がつくが、華の出自にこそ最大の驚きがあった。2025/10/05
猿吉君
68
ルパンの娘5作目にして最終巻(らしい)、いつもの各家族のメンバーが事件解決に向かって活躍します。①それにしても結局裏でアノ人が暗躍、このパターン流石に飽きました。②Lの一族は常に事件に巻き込まれる、ある意味不幸。③メインは北条さんなのですが親世代も頑張ってます。④華さんは最後までもやもやした感じでストレス。点数75/100→面白いのですがあくまでも内輪の争いでちょっとマンネリ、ここで終わるぐらいが丁度いいのか。各キャラは魅力いっぱいなので外の敵と戦うスピンオフとかなら読んでみたいです。2026/03/15
のり
63
「和馬」が殺人の容疑をかけられ逃亡。「杏」は誘拐され10億の身代金を要求される。こんな偶然はありえない。2つの事件は繋がっているはず…「華」にとっては心労が倍増する。これはLの一族・桜庭家・北条家のオールスターで対処しなければならない相手。厳しい立場なのはわかるが、「華」の日和具合は不甲斐ない。昔を思い出せ〜。ヒビ割れた一族の今後も気になる。踏ん張り時だ。2024/07/11
Walhalla
28
『ルパンの娘』シリーズの5作目です。いきなり序盤から事件が起きて、さっそく和馬さんの出番が来ますが、本来とは違った立ち位置となってしまいます。そして、それと並行するようにもう一つの事件が発生し、泥棒・警察・探偵のそれぞれの一家が解決に動きます。シリーズ前半の頃とは関係性も大きく変わり、協力体制を敷く様子が面白かったです。さて、これで物語は完結なのでしょうか。それぞれの一族が活躍する様子を、もっと見ていたいですね。2026/03/04
confusion_regret_temptation
24
相当緊迫する展開ながら、文体によるのかそれほど重々しくは無く事態は進む。色々な秘密が明かされていくのだが、なんだか最後はグダグダな感じ。一件落着のように終わっているが、とても中途半端に思える。これでシリーズ完結、じゃないよね?2025/06/26




