内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【犯罪心理学を通して、身近に潜む犯罪の実態や背景を解説】
昨今、様々な事件や特殊詐欺など凶悪な犯罪が増えており、ニュースで犯罪に関する情報を聞かない日はないといえます。誰もが利用するSNSを介した犯罪も当たり前になっており、より巧妙化しながら身近に潜む問題にもなっています。こうした問題や実態について研究し、犯罪予防や再犯防止に役立てようとするのが『犯罪心理学』です。
犯罪心理学は、心理学の中でも実際の現場や実践に役立つことを目的とした“応用心理学”の1つで、特に犯罪行動・非行や犯罪者の心理・行動パターンに焦点を当てた研究分野です。専門書や教科書が多いジャンルですが、本書では図やイラストを用いて、1トピックを見開き1ページでわかりやすく解説。
“普通の人”が犯罪に手を出してしまう経緯、犯行内容から見える犯人像や周囲の環境、巧妙化する手口や防犯法など、知らなかった犯罪心理学を、楽しみながらもしっかりと学べる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
8
★★★☆☆ どういう家が窃盗犯に狙われやすいかとか、家庭環境より友人関係の方が非行の原因として影響が大きいとか、なるほどと思う内容もあるけれど、「眠れなくなるほど面白」かったかと言われるとちょっと微妙。右ページ説明文、左ページ説明図という構成だけれど、説明図の文字がもっと少ないと読みやすくなりそう。最近だとプロファイリングの手法にAIを使えないのかな? プライバシー保護の観点とかいろいろ問題は多そうではあるけれど。2024/10/12
yunyon
5
眠れなくはなかったし、出勤の電車でサクッと読めてしまったけれど(電車内にこんな本、朝から読んでるおばさんいて怖かったかも…)、一番印象に残っているのは小児性犯罪者はおじさんではなく、お兄さんの年代が多いこと。宮崎勤のイメージが強烈すぎて、おっさんの犯罪のイメージだったけれど、注意すべきは、爽やかなお兄さんやまだ少年の10代のお兄さんの犯人。あとミーガン法についても、犯罪者が「ミーガン法のせいで孤独だ」とか「ミーガン法のせいで将来に希望が持てない」とか言ってるって聞いて、それはあなた自身のせい!って思った。2024/10/02
おやぶたんぐ
5
眠れなくなるも何も、あっという間に読めてしまう。分かりやすく“エビデンスに基づいた”犯罪心理学の紹介を目的としているそうである。確かに読みやすいことは間違いないが、何の留保もなく、“割れ窓理論”やレインによる脳の研究(参考ttps://bookmeter.com/reviews/75037331)の紹介をしている辺り、ちょっと大丈夫かなという感もないではない。2024/06/16
ルーナ
4
とても面白かったです! 2024/09/24
kureha
1
犯罪心理学に興味を持った第一歩として読むのに良いと思います。2024/12/07
-
- 電子書籍
- ジャンプSQ. RISE 2021 S…
-
- 和書
- 大岡信の詩と真実