内容説明
こうして彼ら(メディア)は屈服した!
マスコミはスターを抱える芸能事務所に支配され、恫喝と忖度で口を閉ざし、
結果、権力者による所属タレントへの性加害を長期にわたり放置した。
過去の報道を徹底調査、その罪深き共謀の構図を解き明かす!
【目次】
序章 彼らは知っていた
第一章 1965年の性加害裁判
第二章 フォーリーブス解散と北公次の失墜
第三章 郷ひろみと豊川誕の辛酸
第四章 たのきん全盛期の暴政
第五章 「光GENJIへ」と暴露本ブーム
第六章 SMAPと不祥事の連鎖
第七章 「週刊文春」裁判のすべて
第八章 「ジャニーズ」礼賛への疑問
終章 日本人が「ジャニーズ」を愛した理由
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坊っちゃん
4
★★★★2024/03/11
ポルポ・ウィズ・バナナ
4
森且行と山瀬まみが交際していたことは全く知らなかった。中居くんが松本人志のことをとやかく言える立場ではないのはこれを読んで思い出した。なぜそんなことになるのか。メディアがジャニーズ事務所に屈服しているから──としかいいようがない。今日、たまたま「フジテレビのアナウンサーって独特の"ぽさ"があるよなあ」という話になったんだけど、でも、それって本人達の資質ではなく環境によって作られたものだろうな、だって菊間アナとか凄いじゃん。あれ?そういえば菊間アナって未成年のジャニーズタレントと飲酒して退社したんだっけ2024/05/21
トト
2
メディアはなぜ沈黙したのか? 答えは至ってシンプル。芸能プロダクション、マスコミ、メディアすべて(ファンや視聴者もある意味同列かも)が、同じ方向を向いていたから。要するに利(利益)。 組織が利益を追求すればするほど、個人の尊厳が奪われていく。資本主義の一要素であることは間違いないと思う。金銭的な利益じゃなく、徳や名誉を高めることを目的とした社会だとしたら、組織は健全になるのかも。そういう組織が継続するのは難しいのだろうけど。2024/03/23
tenorsox
1
ジャニー喜多川による性加害について、過去に暴露本や一部雑誌に書かれてきた内容、それらが大手マスコミに取上げられぬよう&問題が大きくならぬよう事務所がとってきた対応をまとめたもの。前者については、事務所創設時から切れ目なく続く(1号タレントであるジャニーズ→フォーリーブス→GH…)性被害と金銭的搾取について多くの情報が(本人発が殆どとは言え)世に出ていたことがわかる。後者については、鞭と飴を上手に使い分けていたことを具体的な手法とともに解説しているが、欲を言えばマスコミ側からの証言や証拠をもっと見たかった。2024/04/06
レンコン餅
1
載っている情報が、ゴシップ誌のような気がするけれど、情報が流れたことは、事実であり、メディア報道だと、「省略」されてしまう事をしっかり出す事は、とっても大事。過去の出来事が、今となって古びずむしろ繰り返してしまう悪い循環が伝わってくる2024/03/06
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