内容説明
奈良・薬師寺の人気僧侶が書いた、いちばんわかりやすい『般若心経』の本。
『般若心経』には不思議な魅力がある──。唱えれば、ふっと心が軽くなる。書き写せば、苦しいとか、悲しいとか言っている自分がちっぽけに感じてくる。僧俗を問わず唱えられる“国民のお経”には、「生き方の指針」が示されている。
◎第1部 『般若心経』を読む
1.『般若心経』とはどんなお経?
2.観自在菩薩さまは、どのようにして苦しみを克服したのか?
3.苦しみの根元がわかれば、幸せへの道が見えてくる
4.苦しみを取り除くための考え方とは?
5.お釈迦さまの励ましの言葉
◎第2部 玄奘三蔵に学ぶ(玄奘三蔵と私の不思議なご縁。 若き日の玄奘三蔵が直面したもの。 再び観自在菩薩について。 仏教は「予習学」 他)