ワニブックスPLUS新書<br> なぜガザは戦場になるのか - イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側 -

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ワニブックスPLUS新書
なぜガザは戦場になるのか - イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側 -

  • 著者名:高橋和夫【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • ワニブックス(2024/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847067006

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内容説明

激化するイスラエルのガザ地区への攻撃。
発端となったハマスからの攻撃は、なぜ10月7日だったのか――

長年中東研究を行ってきた著者が、これまでの歴史と最新情報から、こうした事態に陥った原因を解説します。

・そもそもハマスとは何者なのか
・主要メディアではほぼ紹介されないパレスチナの「本当の地図」
・ハマスを育ててきた国はイランなのか、イスラエルなのか
・イスラエル建国の歴史
・反イスラエルでも一枚岩にならないイスラム教国家
・アメリカが解決のカギを握り続けている理由
・ガザの状況を中国、ロシアはどう見ているのか
・本当は日本だからこそできること

など、日本人にはなかなか理解しづらい中東情勢について、正しい知識を得るためには必読の一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋 眉雄

24
神保哲生さんが中東についてレクチャーしてもらっているというので、高橋和夫さんの本を何か一冊と思い、最新事情を交えたとのことなのでこの解説本を手に取りました。かなり大雑把にしか知らなかった理由とか歴史が複雑な流れにもかかわらずよく分かった気がします。『「私にとっては、パレスチナの子どもが泣き叫ぶ声も、イスラエルの子どもが泣き叫ぶ声も同じように聞こえます。なぜパレスチナの子どもの泣き叫ぶ声が、皆さんには違って聞こえるのかわかりません。私たちは共通する人間性を失ってはなりません」』2024/03/04

くらーく

5
現状と歴史を知るためには良い本でした。イスラエルの譲歩を求めていますが、ネタニヤフでは難しそうだし、誰かいるのでしょうかね。あと、パレスチナ側も人がいないようですし。もし、トランプが再び大統領になれば、パレスチナの土地が無くなりそうな気もしないでもないなあ。 歴史にイフを求めても仕方ないけど、シオニズム運動が無ければ、それを引き起こすポグロムが無ければ、アメリカがユダヤ人の入国制限しなければ。。。などと思います。どうして、ユダヤ人は排斥されるのでしょうね(って、そこが一番の問題なのでしょうけれど)2024/04/10

四色しおり

2
知識の収集のためざっくり読書。 アメリカはなぜイスラエルを強く支援するのか。それはアメリカの大統領選挙人の多い州=人口の多い州にユダヤ人が集中しており、大統領選出にユダヤが大きな影響力を持っているからだ。 ユダヤ人は伝統的に商業偏重であり、都市に住むのが習いである。近代における都市化が進むほどユダヤが有利になるという見方もできる。これがイスラエルの戦略だとすると、狡猾で的確な手段だ。2024/04/09

skashu

1
イスラエル、ガザの歴史という縦軸と周辺諸国やアメリカの動向という横軸の2軸で知識を整理して教えてくれる入門書。最後この本はこう終わる。「知識が行動に変わる時、世界は動く」2024/03/07

katono

0
おなじみ高橋和夫先生の本なので、読みやすく判りやすい。2024/04/03

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