内容説明
「この冬、いなくなる君へ」1巻スピンオフ! 北織陽葵は子離れしない母・風子と離れるため、大学卒業後、内定した就職先を断って上京を決めた。母とはぶつかることも多いが、不思議と時折陽葵にくれる手紙の中では真摯に向き合えるのだった。夢だった動画制作会社に就職を決めた陽葵が東京へ来た日、車に轢かれかけた所を不思議な男性に助けられる。が、「四年後の冬、君は死ぬ」と謎の予言をされて――。「この冬、いなくなる君へ」の篤生が再び登場! 驚きのラストに、切ない涙が止まらない著者・いぬじゅんが贈る感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
子離れしない母・風子と離れるため、大学卒業後、内定した就職先を断って上京を決めた北織陽葵。東京へ来た日、車に轢かれかけた所を不思議な男性に助けられる物語。ぶつかることも多いが、不思議と時折陽葵にくれる手紙の中では真摯に向き合える母。夢だった動画制作会社で働く陽葵に不思議な男・篤生が告げる「四年後の冬、君は死ぬ」という謎の予言。最初は反発を覚えながらも気づいていく大切なこと、悲しい出来事もあって、毎年冬に篤生と会うたびに変わってゆく想いもあって、運命を変えてみせた陽葵の新たな決意が微笑ましくなる結末でした。2024/03/17
無添
1
32024/04/10