内容説明
海軍超技術開発局によって、超兵器武装を施された巨大空母「大和」。
その「大和」を旗艦とする極秘航空艦隊は、米勢力圏内の南太平洋を疾駆し、点在する米軍基地を片端から粉砕していった。
一方、短期決戦を狙う連合艦隊司令長官・山本五十六は、太平洋の要衝、ミッドウェーの攻略作戦を始動させる。日米戦の趨勢を決するであろう大海戦に、決死の覚悟で挑む連合艦隊であったが、そこには復讐に燃える米太平洋艦隊の熾烈な反撃が待ちかまえていた。
世界初にして最強のジェット艦上戦闘機「天風」と、双胴の新鋭機「零式艦攻」を得た「大和」超武装艦隊は、帝国海軍の窮地を救うことができるのか──!?
常識を覆す最強航空艦隊が、破竹の進撃を続ける驚愕の第三巻！
この作品は2009年12月に小社より刊行された『超武装空母「大和」下』第一部を加筆訂正したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまりんどすい
4
ジェット戦闘機は勿論、レーダーやソナー、ヘリコプターやホバークラフトも出てきて海軍超技術開発局は何て素晴らしいんだ。でも戦争はアメリカ軍がじわじわと勝利していく。日本軍が圧倒する様なことはなく、そこは作者のスタンスなのだろう。好感が持てる。ソ連も出てきていよいよ次巻が最終巻だ。2024/02/28
