小学館文庫<br> 見果てぬ花

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小学館文庫
見果てぬ花

  • 著者名:浅田次郎【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 小学館(2024/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094073256

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内容説明

旅と食とユーモア満載の傑作紀行エッセイ!

JAL機内誌『スカイワード』連載2017年~2020年分を収録。海外、国内での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こる様々な出来事を絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。桜の季節の京都で遭遇した不思議な着物を着た人々を描く『見果てぬ花』、失踪していた老猫が帰るまでの顛末を描く『四日目の奇跡』 ビンテージカーになっても愛車に乗り続ける理由とは『めざせ!二十万キロ』など、全四十一編。

※この作品は単行本版『見果てぬ花』として配信されていた作品の文庫本版です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

46
機内誌に連載していたエッセイをまとめたものになります。食や旅など、浅田さんのこだわりが詰まっている気がしました。味わい深い読み応えで、面白く読みました。2024/04/17

山猫

16
機内誌の連載をまとめてあるが、これ機内で読んだら危険だわ。絶対に呵呵大笑してしまう。シェーキーズでピザそっちのけでポテトをパクつく次郎さん、精進揚げには生醤油ぶっかけて平らげる次郎さん、新田やら赤川やらとの次郎違いもなんのその、国際ロマンス詐欺を蹴っ飛ばし、温泉に浸かってはタオルを使いまくり、各地の朝御飯ももりもり平らげ、バケットリストを見直す。いや〜、東京もんはこうでなくっちゃ。まことにあっぱれ❣️2024/02/29

はかり

15
浅田次郎お得意のユーモア・エッセイ。食と温泉、ダイエット、旅、中国と得意のジャンルが満載。とりわけ、中国が興味深い。含蓄のある言葉が多く、相当に研究していることが伺える。題名の花はあまり印象に残らなかったな。2024/03/10

あつ子🌼

11
JAL機内誌で連載されている大好きなシリーズです。今回もとても良かった。浅田センセの文章や思考に惚れ込んでいるのでノーストレスで堪能しました。和ものも中国ものも欧米ものも全部イイッ。諸々の憂さを忘れて旅に出たくなる『忘れじの宿』『旅の順序』。美味しいものが食べたくなる『テンプラ小僧』『旅先の朝ごはん』『ハンバーガー・クライシス』『にっぽんの洋食』。人間というものを、もう一度信じてみたくなる『西安の麺 長安の花』『四日目の奇跡』。表紙の猫ちゃんは玲玲だったのだと知った(滂沱)良かった良かった、良かったねえ。2024/04/01

chatnoir

11
今回も美味しそうなものが沢山出てきましたね!いつもおなかが空いてしまいます。表題ではなく、イラストに所縁のお話が良かったです。玲玲ちゃん、本当に無事に戻ってきてくれて良かった!あとはミステリー系なお話と国際詐欺のお話が楽しかった。そして、「タオル大好き♡」2編が何か可愛らしかったです(笑)2024/03/08

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