ボケ、のち晴れ 認知症の人とうまいこと生きるコツ

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ボケ、のち晴れ 認知症の人とうまいこと生きるコツ

  • 著者名:川畑智/内野勝行/中川いさみ
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • アスコム(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784776213284

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内容説明

柴田理恵さん推薦!
「あなたも、認知症の家族も、みんなが笑顔になれる本!」

「認知症の症状は、お天気と同じで、晴れたり曇ったり。
思うようにいかず、本人も介護する人も、お互いにずっしりと重たい「曇り」になってしまう日もあります。
でも、ふとした瞬間に理解が進み、心が通じ合う「晴れ」の瞬間もあります。
では、どうすればそんな「晴れ」の日を増やすことができるのか?
それがこの本のテーマです」(本書より)

著者の川畑智さんは、熊本県を拠点に活躍する理学療法士。
理学療法士とは、分かりやすく言えばリハビリの専門職です。
以前は病院に勤務していましたが、認知症の人も安心して活躍できるまちづくりを目指して、病院や介護施設を運営したり、行政と連携して認知症の方やご家族に向けた講演会を実施したりしています。

そんな川畑さんは、認知症の人とともに生きる上で大切なのは、

・これから何が起きるのか?
・なぜそれが起きるのか?
・そんなとき、どうればいいのか?

この3つを知っておくことだと言います。

知っておけば、この準備ができます。
いざそのときに対応ができ、「なんとかなるさ」「まあいいか」と思えます。

何より大切なのは、「笑う」こと。
認知症介護の中にだって、おたがいに大笑いできる瞬間や、日々の介護の中で心が通じ合う瞬間、心がほっこりと温かくなる瞬間が必ずあります。

そんな「晴れ間」を作るための考え方や方法を、著者が経験したエピソードととともに一冊にまとめました。
漫画家・中川いさみ先生のクスっと笑えて、じんわり心が温まるマンガとともに、お読みください。

認知症の人に起こること ~アルツハイマー型認知症の場合~

認知症になると、どうなるのか? アルツハイマー型認知症の症状を7 段階に分類した「FA S T 」と呼ばれる指標をもとに、見ていきましょう。

第1章
認知症の人の
心の中の覗き方

・同じものを何度も買ってしまう、その背景にある想いに目を向ける
・その人の「自分史」を紐解くと、晴れのヒントが見えてくる
・幻視や錯視は否定しない
・介護拒否や暴言の背景にある不安
・「物盗られ妄想」はあなたが頑張っている証

第2章
晴れ間が広がる
伝え方と接し方

・不安に寄り添う5つの会話術
・会話の列車は4両まで
・「伝えすぎない」が正解なケース
・「この人覚えてる?」そのクイズが本人を追い詰める
・実は多い性の悩み。言い出せない人へのヒント

第3章
不安も怖さも
備えがあれば消えていく

・家の中でも道に迷う父。トイレの場所がわからない。
・迷い歩きで頼りになるのは、コンビニ、交番、ガソリンスタンド
・お金にまつわるトラブルが起きても、買い物を禁止してはいけないワケ
・「認知症とわかってよかった」 そう明るく言い切れる人の共通点とは?

第4章
その日まで
笑顔でいるために

・自宅介護を手放すとき
・施設に入居するメリットと家族にできること
・施設選びを間違えないための6つのポイント
・「さよなら」した後も晴れが続く大切な贈り物


 それでは、はじめましょう。