光文社文庫<br> 彼岸花 新装版

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光文社文庫
彼岸花 新装版

  • 著者名:宇江佐真理【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 光文社(2024/02発売)
  • 光る紫陽花!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/7)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334102159

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内容説明

長女・おえいは庄屋を継ぎ、夫、そりの合わない実母・おとくと暮らしながら一家を切り盛りしている。妹・おたかは武家に嫁いだものの、しばしば実家を訪れては大八車で作物を持ち帰り、時には金まで無心する。ある日、おとくの不在を理由におえいはおたかの頼みを断り、2人の間に諍いが起きる。しばらく後、おたかの婚家から急な知らせが届き――(『彼岸花』)。江戸人情物の名手・宇江佐真理の真髄が散りばめられた傑作全6編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

東谷くまみ

30
そうだね、人生ってままならない。望んだことが必ず叶うわけではないし、当たり前の日常が突然ガラガラと崩れちまうことだってあるさ。だけどね、人って案外強いもんで、足掻いたり嘆いたり、みっともない姿をさらけ出しながらさ、それでも今のあるがままを受け入れて、前に進むことができるんだよ。ああ、ゆっくりだけどただひたすらにさ。そんな人間って愛おしいと思わないかい?宇江佐さんの短編集はそんな優しい眼差しに溢れてて、どれも胸がすくようなお話ではないのに読後はじんわり生きる勇気がわいてくる☺️2025/10/04

Makoto Yamamoto

11
短編集。これまで主に読んできた作品とは少し違った感じで、江戸時代の設定ではあるが登場する良い人も、そうなじゃい人も普通にいそうな感じ。 「おいらのツケ」「野紺菊」「振り向かないで」が印象に残った。 同分野の作品を読みたいが、、、2026/05/24

サンドイッチマン

2
中でも、「振り向かないで」が、秀逸。2024/12/22

アニータ

2
6編の短編集。読み終わったあとに切ないようなやるせないようなそんな気持ちになるものが多かったような気がします。2024/04/02

オールド・ボリシェビク

2
人情噺というのだろうか、商家など市井の人間を主人公に据えた短編6作を収めている。舞台が、わが母校があった墨田区の向島あたりなので、ついつい、情景描写などを熱心に読んでしまうが、このころの景色が20世紀に残っているはずもない。されど、宇江佐真理、熱心に調べているなあとは思う。たぶん、江戸古地図などをずいぶんと読み込んだのだろうと推測する。つくづく、66歳の逝去は早すぎたと思う。2024/02/23

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