内容説明
プライマリ・ケアの現場で生じる、糖尿病診療の疑問に答えます
最新のエビデンスや日米のガイドラインに基づく知識はもちろん、糖尿病専門医の著者が長年の診療経験でつかんだ薬剤選択や合併症管理、患者支援の勘所を余すことなく紹介します。総合診療医や在宅医の視点が分かる鼎談・対談も収録。日々の糖尿病診療をランクアップさせる一冊です。
目次
第1章 糖尿病治療の3本柱
0.初診時対応
1.食事療法
2.運動療法
3.薬物療法 ほか
第2章 血糖降下薬 全10種の使い方
1.メトホルミン
2.SGLT2阻害薬
3.GLP-1受容体作動薬
4.DPP-4阻害薬
5.SU薬
6.グリニド薬 ほか
第3章 “良い処方”のエッセンス
1.医療費を抑えた処方
2.薬剤数を抑えた処方
3.査定されない処方 ほか
第4章 合併症予防のためのコントロール指標
1.血圧
2.脂質
3.体重 ほか
第5章 きちんと鑑別したい急性合併症
1.低血糖
2.糖尿病性ケトアシドーシス
3.高浸透圧高血糖症候群
第6章 “鍋の定番”で覚える慢性合併症
1.神経障害・網膜症・腎症「しめじ」
2.壊疽・脳梗塞・虚血性心疾患「えのき」
3.骨粗鬆症・癌・認知症「こがに」 ほか
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