日本経済新聞出版<br> 民主主義と資本主義の危機

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日本経済新聞出版
民主主義と資本主義の危機

  • ISBN:9784296113651

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内容説明

中国ですら敵わないほどの強力な敵、民主主義と資本主義の敵は内側にいる。
いま必要なのは、格差解消と中間層の復活だ。
* * *
まずまずの豊かさ、わが子が機会に恵まれること、そして幸せな未来――。
ささやかな期待すらも実現しない政治とグローバル資本主義に民衆は怒っている。
世界金融危機後の中間層の空洞化は、先進国で既存体制への怒りに火を付けた。これから10年後、民主主義と資本主義は放棄されずに残るだろうか。
高所得の民主主義国で台頭する右派・左派双方のポピュリズムは、世界を暗黒に変えるだろうか。
* * *
20世紀はモンスターのような独裁者の世紀だった。いまふたたび独裁者が復活しようとしている。
権力者だけに奉仕する国家に希望はない。
20世紀、人類はそうなる運命を紙一重で切り抜けた。
21世紀もうまく逃げおおせるだろうか。
* * *
FTのチーフ・エコノミクス・コメンテーターが描くいま求められる改革。

目次

はじめに なぜ私は本書を執筆したのか
第1章 今回は、火だ

第I部 資本主義と民主主義について
第2章 共存的な双子――人類史における政治と経済
第3章 民主資本主義の進化

第II部 なにを間違えたのか
第4章 大事なのは経済なのだ、愚か者よ
第5章 レンティア資本主義の台頭
第6章 ポピュリズムの危険

第III部 民主資本主義を再生する
第7章 資本主義の再生
第8章 「新しい」ニューディールに向かって
第9章 民主主義の再生

第IV部 いま歴史の転換点で
第10章 世界における民主資本主義

結 論 市民の力をふたたび

謝辞
参考文献
原註