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内容説明
素材の性質を知ったり、発酵や糖化に出会ったり、加工食品作りはなるほどの連続。作り方の解説だけでなく、親子料理の達人である著者が、「稲ワラ以外の枯草で納豆ができるのか!?」「ヨモギ以外の草で草餅を作ったらどうなる!?」なんていう「実験」の要素を加えた、楽しい加工食品作りを紹介する。アルミ缶アイス、グルテンガム、ジュースグミなどのお手軽加工から、稲ワラ納豆、松葉のサイダー、麦芽水あめなど、発酵や糖化が関わる加工まで。加工の原理を知って実験して、親子で楽しめる手作り加工食品の本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
42
「草もちってヨモギからつくるのか…。だったら、そのへんの雑草や緑の野菜でつくったらどうなる?」 ふと思いつくことはあっても、やってみるには至っていない実験調理&加工がいっぱい。正直な試食コメントも楽しい。子どもの頃、ヨモギの代用で菊の葉っぱでできると聞いたことはあるけど、家の周りはヨモギだらけだったからあえて試すこともなかったな。色んな魚でカマボコを作ったり(アジは向かないらしい)、トウモロコシやササの枯れ草で納豆を作ったり(味が違うらしい)。松葉を砂糖水につけて日なたに置くとサイダーができるってすごい!2018/05/31
亮さん
15
素晴らしいの一言。 まさに料理は科学の体現書。 子供がいる方なら絶対に一緒にやりたくなります。 簡単な作り方のやつを1つ。 <こどもコーヒー> <材料> ドングリ(マテシバイ)・・2つ マテシバイはアク抜き不要で済む。 他のドングリだとアク抜き必要。 虫食いがないものを選ぶこと。 作り方 マテシバイの殻をとり、金槌で砕く。 細かくなったらフライパンで炒る。 茶色っぽくなるまで炒める。 色づいた身をミルで粉砕してフィルターで飲む。 いろいろ試した結果 タンポポの根→普通 大豆→美味しい。 玄米→美味し2017/05/04
roomy
15
面白い。生麩やかまぼこ作りでみをつくし料理帖シリーズが浮かぶ。トルコ風のびるアイスや赤ワインカッテージチーズに干し芋の天然サイダーが気になりました。2015/09/05
書の旅人
11
夢のために購入。お金をかければ、何でも出来るという考え方に難色を示す性格なので、よく失敗を恐れず実験料理をしたものだ。いずれは子どもたちと、また賑やかにやりたいなぁと考え中。2016/10/02
BEAN STARK
6
科学、実験、料理のカテゴリでアイデア満載の本。グミのぬるぬるは油、グミが型にくっつきにくくするため。ジャムに欠かせないペクチンはペクチン液として作る。リンゴ1個を細かく切り、芯も一緒に水500ml、レモン汁大さじ1で30分ほど煮る。布で濾したら出来上がり。市販されていることも手作りできることも初めて知った。麦芽入りおかゆで水あめが作れることにも驚き。麦芽に含まれるアミラーゼがでんぷんを分解して糖にする。他の項目もそうだが、どれも他の食材で7~8種類実験しているのがすごい。2018/03/15
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