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内容説明
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こんのひとみ & いもとようこが描く 永遠の家族愛
くまの兄妹たちが寝る前、子守歌を歌ってくれるくまの母さん。嵐が来た日、母さんは出かけたきり二度と戻りませんでした。元気をなくした兄妹たちでしたが、母さんのあの子守歌が外から聞こえてきます。東日本大震災の津波で亡くなった母から手紙が届いたという実際にあった奇跡から生まれた絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
56
読み友様からのご紹介本です📚東日本大震災の実話から生まれた絵本です📘そう思うと、一層悲しい。でも母さん熊🐻は天の星になって、父さん熊🐻、ねえさん熊🐻が寄り添ってくれている😿2025/04/25
しゅわ
34
【図書館】東日本大震災でお母さんを亡くした女の子のもとに届いたタイムレター。2年前、彼女が新入学の時に書かれた手紙は、彼女だけでなく、お兄ちゃん、お姉ちゃんたち 家族への感謝と願いが込められていました。そんなエピソードをかわいい子グマさん達に託した一冊。いもとさんのあたたかい絵がこころにふんわりとしみてきます。2014/04/25
ゆみねこ
27
読んでいるうちに、涙が。辛い思いがあるうちは、ちょっと読むのがキツいかも。実話が元になっているから、なおのこと。2013/02/25
anne@灯れ松明の火
26
NHKの朝のニュースで取り上げられ、すぐに予約。東日本大震災でお母さんを亡くした娘さんの話を元に描かれた作品だそうだ。図書館からの帰り道、スーパーに寄って、出てきたら、ラジオが急に「地震」「津波」と叫んでいる! また東北で大きな地震があり、避難勧告が出ている。そのニュースを見ながら、この絵本を読んだ。どうかどうか、この親子のような悲しみが増えませんように・・・・・・。祈るばかり・・・・・・。2012/12/07
k sato
22
母の子守唄は記憶にありませんが、いつも、「くーちゃん」と高い声で呼んでくれていたことは頭が覚えています。大好き、一緒、いつでも。この言葉に込められた母グマの愛情は、子守唄となって子グマの心に刻まれています。しかし、突然おとずれた母グマとの別れ。泣きわめく子グマの耳に、まねっこ鳥の唄が聴こえてくるのでした・・・故人と対話や想い出体験ができるAIビジネスがあるそうです。果たして、遺族の心は救われるのでしょうか。いや、AIもクローン技術も故人を再現することはできません。唯一無二だから生きものの命は尊いのです。2025/04/05