内容説明
「明石の街を変える」をキャッチフレーズに、兵庫県明石市長の10年間の任期中に少子化対策をはじめとした住みやすい街づくりを行い、今、大注目の泉房穂。そんな氏が目指しているのが、未来の政治を担うであろう子どもたちの政治を教えること。それを先駆けて書籍化したのが本書です。
「政治は汚い」「お金がないと政治家になれない」。そんなイメージが付きまとう政治の世界ですが、氏いわく「政治はもっと美しいもの」。お金がなくても誰でもできるのは、すでに自身で証明した。それよりも、政治家に必要なのはピュアな心であり、国や市をよくしたいという情熱。それさえあれば、誰だって政治家になれる。
本書では、著者自身が「街を変えたい」と誓った10代をキーワードにしていますが、学生のみならず、大人でも、日本を、社会を変えるために何をすればよいかが見えてきます。「そもそも政治とはなにか」「必要な資質はなにか」「選挙で勝つための方法」など、氏が10年間で抱き続けてきた政治に対する考えを本書で紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
54
泉 房穂 (前 明石市長)の名声は、以前から子育て支援の関係で知っていた。この新著、泉氏の胆力や慈愛に満ちた人柄、市民を幸せにするための政治を目指す情熱が全てのページから感じられた。今の時代の「マスト」は子ども政策にお金をかけること、と言い切る。「10代からの~」と、若者に向けて書かれているが、65歳の私が読んで、改めて政治について根本的な理解ができた。右か左か、ではなく「市民に近いか・遠いか」で地方政治を考えるのだと。政治に対する思い込みで凝り固まった頭をほぐす妙薬の1冊。大人にもおすすめ。2024/04/15
たまきら
41
結果を出している、市民にコミットしている市長がいる。そんな話を聞き、著者のSNSをフォローするようになって数年。退任後に出版された「右も左もない、市民に近いか遠いかだ」というスタンスが伝わってくる熱い1冊です。6日の講義を想定して(7日目は後書き)構成されており、実際に中学校に招いて1週間ぐらいレクチャーしてもらいたいな、と思いました。いま世界は急速に変化しており、動脈硬化を起こしている年代が牛耳っている国々は伸び悩んでいます。若い人にこそ立ち上がってほしいー熱い気持ちになれる一冊でした。2024/04/17
あみやけ
36
先入観なく読みましたが、10代でも読める内容なので、わかりやすく、読みやすかったです。調べてみると賛否のある方のようですが。どの世界にも情熱や自信は武器にもなりますね。両方の意味で。実は自分は税金や社会保険料を下げろとは思いません。セーフティーネットは必要ですから。でも、今話題になっているような政治家の裏金なんかあると信用をなくしますね。これからの世の中、どうなるのか?あと、福祉は大切ですが、まずは今の学校教育をなんとかしないと日本は取り返しがつかないことになると思います。僕も勉強します。ぼちぼちと。 2024/02/17
モロヘイヤ
6
若者向けに書かれたものだが、ノンポリな大人にも読みやすい。政治の基礎理解から現実の仕組み、さらには実践例と行動の重要性へと段階的に展開されている。「政治は自分たちの生活そのものであり、決して他人任せにしてよいものではない」というメッセージが一貫しており、特に若い世代に対して「自分も社会を変える主体になりうる」という意識を芽生えさせる点に大きな意義があると思う。2026/05/06
great reset
5
若者に言いたい事。本当の気持ちと語る言葉があればあなたも政治家になれる。政治は本来美しい。困っている人を助け、街をよくする。官僚は現状維持だが、政治家は国民や市民の為に当たり前を疑い方向転換をする。決断力や実行力が求められる仕事。国会議員の時は毎日夜中まで法案を作っていた。市長の時はむしろ一人ひとりの市民の声を聞いて出来る事を実践していた。次の選挙で頭がいっぱいの政治家が多いのは残念。更に残念なのは、国民を豊かにすれば経済も自然に回っていくという事を理解しておらず、税金を有効活用していない事。お金はある。2024/07/12
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