内容説明
高校時代、早坂秋人と桜井春奈と同級生だった三浦綾香は、余命宣告を受けながらも恋を全うしたふたりを間近で見守り、その恋に憧れていた。そして実はほんの少しだけ秋人のことが気になっていた……。ふたりを亡くした喪失を胸に抱きつつもネイリストとして歩みはじめた綾香だが、あるとき柏木という年上の男性に出会い、運命が大きく動き出す――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU
16
シリーズ第1作のスピンオフ。一般的に言えば難しい恋愛を選択する綾香ではあるが、当事者が幸せであれば多少の壁は乗り越えて行けると思う。5通目の手紙というのが良かった。2024/06/19
LUNE MER
14
前作で独り残されてしまった三浦さんの物語。前作では描かれなかった彼女目線での裏エピソードと前作のその後。5年前に妻と死別した子持ちの男性への恋心、亡くなった妻から自分宛てに書かれた手紙の存在など、今年の7月期に放送された二つのドラマを思い出す要素もありつつ、個人的には前作よりも本作の方が心に沁みた。2024/10/19
りこ
10
悲しみと共に生きていくことができたらいいですよね。2024/09/28
starly
6
【よめぼく】1巻の主人公、秋人&ヒロイン、春奈と同級生だった綾香視点で紡がれるスピンオフ。 喪失感を胸に抱きつつ未来へ目に向けて歩み出すのは中々に辛い。過去の出来事を忘れる事なんて出来ないからそっと寄り添える想い出へとなれたらいいと思う。他人からみたら不幸だと思う事が必ずしも本人が不幸ではないです。ガーベラ12本の花言葉……バラの花言葉同様にステキです。2026/06/29
ごま麦茶
6
『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』のスピンオフ。主人公だった秋人とヒロインの春奈の友人である、綾香が主人公。2人を亡くしたその後、綾香はグリーフケア(悲しみをケア)するカフェの存在を知り、そこで同じように家族やペットを亡くしたひとたちに出会う。今回も淡々としていて読みやすく、一気読みしてしまいました。様々な亡くなった人への想いが語られて、何度もうるりとなりました。……悲しみと共に生きる。2025/06/19
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