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内容説明
会話の中で、イヤなことを言われた時、気まずい雰囲気になった時などの切り返し方には、その人のセンス、人間性が現れる。嫌味にならない、あるいは場の雰囲気をこわさない、共感を集める言葉の選び方、言い換え術を学ぼう。雑談の中でも、あるいはSNSでも、ちょっとした一言で印象は大きく変わる。芸人や有名人、映画のタイトル、CMのコピー、文学作品等に学んだり、クイズを解いたりすることで、自然にワードセンスを磨いていける。
目次
はじめに なぜ今、「ワードセンス」なのか/第一章 「ワードセンス」の効用を知ろう/1 「ワードセンス」を認識すると楽しみが増える/2 コミュニケーション能力が自然に磨かれる/3 場を温められる/4 同じ感情を持って共感できる/5 パワハラ、セクハラを回避できる/6 本質をつかむ力が身につく/第二章 「ワードセンス」を磨くための心構え/1 「ワードセンス」という概念を確立する/2 「ワードセンス」に気づいて反応する/3 アウトプットする/4 強い意志を持つ/5 優れた「ワードセンス」に親しむ/第三章 「ワードセンス」の磨き方~練習編/1 いろいろなものにキャッチコピーをつけてみる/2 あだ名をつけてみる/3 ペンネームを考えてみよう/4 俳句・川柳をつくって言葉の筋トレをしよう/5 芸人さんの「ワードセンス」に注目する/6 本のタイトルを考えてみる/7 エピソードにタイトルをつけてみる/8 反射神経を磨こう/[ワードセンス・クイズ その1]/映画にタイトルをつけてみよう/第四章 「ワードセンス」の小技/1 「~力」をつけるとポジティブに変換する/2 「~学」をつけると箔がつく/3 「文章+~感」をつかうと表現力が増す/4 「あえての長めの文章タイトル」は応用範囲が広い/5 「悪魔の」をつけるとすごさが強調される/6 「そして」をつけて余韻効果をねらう/7 有名なもの同士をくっつけてしまう/8 命令形を頭に持ってくると、勢いがつく/9 倒置法をつかってみる/10 文語体をとりいれてみる/11 定型文を覚えてあてはめよう/12 リズムをつけてくり返す/13 ミドルネームや号をつけて呼んでみる/14 擬音語、擬態語で煙にまく/15 日本語を外国語に置き換える/16 人の気を惹くひと言を持ってくる(高度)/17 対立する概念を並列して言う(高度)/18 元の言葉をアレンジする(高度)/19 存在しない慣用句をつくってみる(高度)/[ワードセンス・クイズ その2]/詩歌の中に出てくる言葉を考えてみよう/第五章 シーン別「ワードセンス」のある切り返し方/1 場がしらけたり、失敗したりして、微妙な雰囲気になったとき/2 間違いを指摘されたとき/3 対象を否定したり、断ったりするとき/4 ひどい状態をいうとき/5 対象をぼかしたいとき/6 相手の気を惹きたいとき/7 人を励ます切り返し方/[ワードセンス・クイズ その3]/センスが光るコメントに挑戦しよう/芸人さんのツッコミを考えてみよう/第六章 文学作品にみる高度な「ワードセンス」/『小さき者へ』(有島武郎)/『最後の一句』(森 外)/『杯』(森 外)/『風と光と二十歳の私と』(坂口安吾)/『学者アラムハラドの見た着物』(宮沢賢治)/『風琴と魚の町』(林芙美子)/『老妓抄』(岡本かの子)/『草枕』(夏目漱石)/『硝子戸の中』夏目漱石/『病床六尺』(正岡子規)/『おじいさんのランプ』(新美南吉)/『風立ちぬ』(堀辰雄)/『新樹の言葉』(太宰治)/[ワードセンス・クイズ その4]/小説、評論に出てくる言葉を考えてみよう/おわりに 日本は言霊の幸わう国
感想・レビュー
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