ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間:TIMES REMEMBERED

個数:1
紙書籍版価格
¥2,640
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間:TIMES REMEMBERED

  • ISBN:9784794226877

ファイル: /

内容説明

ジャズピアノの世界に圧倒的な影響を与えた巨匠ビル・エヴァンス、
そのラスト・トリオのドラマー、ジョー・ラ・バーベラが綴ったエヴァンスとの思い出、
そして最期を迎えるまでの日々。エヴァンスの軌跡、音楽に対するエヴァンスの哲学と信念、
トリオの主要なレコーディング・セッションの数々、ツアー中の舞台裏の秘話などが語られる。
このトリオの想像を超えて深く純粋な音楽が生み出される体験をジョーは全身で受け止めたが、
彼はまたその夢の演奏が消え失せるところにも立ち会った――。
エヴァンスがこよなく愛したラスト・トリオのメンバー本人による感動的な回想記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kano Ts

11
ビル・エヴァンス(トリオ)についてある程度知っている人だとより楽しめる。この本を読む前にファーストトリオの存在と後期における演奏の変遷は知っておいて損はない。音源を聞き比べながらでもいいだろう。この頃の引き狂ったような演奏が大好きなので、もう少しこのラストトリオの演奏の進化を聞いてみたかった。でも体がボロボロで精神が純な、そんなギャップのある状態から出来た演奏なのかな。ジョー・ラ・バーベラの喜び・苦労・崩壊への予兆、それらがありありと描かれる。ビル・エヴァンスファンなら間違いなく楽しめる一冊だと思う。2024/02/19

kurupira

5
ここ数年はリモート中心となり、仕事中に好きな音楽をかけることが多く、ジャズは作業用BGM向けでもあり、ビルエヴァンスのピアノはいつ聞いても良いなと感じる。繊細さ、緊張感あっての美しい演奏は、音楽へのプロ意識が背景にあることを本作から知ることができた。残念な結末であるが、まだまだ聞いていない音源があるので少しずつ増やしていきたい。2024/01/20

takao

4
ふむ2024/08/24

shun

2
最後のトリオのドラマーとしてエヴァンス最後の2年間を間近で見ていたジョー・ラ・バーベラによる回想記。エヴァンス好きにはかなりおすすめの一冊。エヴァンスがよく言っていたという「私の外側はボロボロかもしれないけど、内側はきれいなままだ」という言葉にぐっときた。2024/01/19

tanikenn

2
「発見の喜び」この一言が響く。ラ・バーベラさんが素直に愛を持って語ってくださっているのが素晴らしい。読了後は音楽を聴くのみ。久しぶりにビル・エヴァンスの音楽に浸っています。2024/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21680040
  • ご注意事項

最近チェックした商品