文學界 2024年2月号

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文學界 2024年2月号

  • 著者名:文學界編集部【編】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 文藝春秋(2024/01発売)
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内容説明

1933年創刊の月刊文芸誌。純文学を中心に小説作品を掲載し、近年だけでも又吉直樹「火花」、村田沙耶香「コンビニ人間」、李琴峰「彼岸花が咲く島」など多数の芥川賞受賞作が出ています。また「JAZZ×文学」「甦る福田恆存」など、特集記事も話題を呼んでいます。

目次

■2月号目次より

【創作】
島田雅彦「大転生時代」短期集中連載第1回
ある夜再会した旧友は、「転生者」だった。本格SF大作の開幕!

千葉雅也「幅が広い踏切」
踏切では待たなければならない、のか? 川端康成文学賞受賞後、初の短篇

又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第2回
坂崎かおる「海岸通り」

【新連載】
酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」

リレーエッセイ「身体を記す」 第1回 町屋良平「灰色の愛」
いま自らの身体は、どう表現されるのか―「私の身体を生きる」に続くリレーエッセイ

東畑開人「贅沢な悩み」新連載第2回
千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」新連載第2回

【批評】
安藤礼二「燃え上がる図書館――アーカイヴ論」第8回

【評論】
千木良悠子「橋本治『草薙の剣』論(後)」

【特集】没後100年、これからのカフカ
・シンポジウム 上田岳弘×藤野可織×小山田浩子 司会・川島隆
「カフカを読みながら、書き続けるということ――「作家が語るカフカ」」
・フランツ・カフカ ショートストーリーコンテスト
仲白針平 傘《最優秀作》
清水翔太 翳り《優秀作》
・評論
川島隆「カフカの『フェリスへの手紙』について 」
・エッセイ
いとうせいこう「absurdについて」 /九月「マヨンツ・マヨカ「変遷」」 /九段理江「カフカだカフカ」/グレゴリー・ケズナジャット「入管でカフカを読む」/ケラリーノ・サンドロヴィッチ「兄妹のはなし」/山村浩二「禿鷹と橋」
・連載
石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠「ビブリオ・オープンダイアローグ」
第2回 グレーゴル・ザムザの悩み「大黒柱が一家のお荷物に転落」

【窓辺より】鈴木ジェロニモ「揚げ物ブラザーズ」/中道智大「受け取って生きる」/杉森健一「なんとなく危なそうな国・イラン」

【詩歌】伊口さや「小春」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/宮本輝/真山仁/金川晋吾/四方田犬彦/江崎文武/西村紗知/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之

【文學界図書室】山下澄人『FICTION』(山本浩貴)

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

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