日本経済新聞出版 【倍速講義】孫子×ビジネス戦略

著者名：守屋淳【監修】

日経BP（2024/01発売）

• ISBN：9784296119202

内容説明

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◆2500年にわたって読み継がれる、百戦不敗の兵法書『孫子』。古今東西の為政者、経営者、指導者に愛される最高の戦略書だ。孫子の教えは、「戦わずにして勝つ」こと。そのために情報を最大限活用し、ライバルとの力の差を見極め、利害を操りながら勝機を掴んでいく。また人や組織を操るための極意も豊富で、実践しているトップ経営者も多い。本書では、そもそも『孫子』とは何かといった基礎知識から、ライバルを出し抜くための方法論、負けないための組織作りまで、ビジネスや人生に役立つ孫子の教えを60分で解説する。
◆「倍速講義」は、より短時間で効率的に物事を理解したいというニーズに応えた「タイパ時代の新感覚ビジネス書」。話題のテーマや知っておくべき教養を、イラスト入りの3ステップ、１テーマ60秒で解説する

目次

chapter１　「孫子の教え」の基礎知識
そもそも『孫子』ってなんのこと？／戦わずして勝つのが最善の策／ライバルとの優劣を比較するポイント／不敗を維持して勝機を掴む

chapter２　心得ておきたい「孫子の教え」
ライバルの弱点探しは視野を広げる／ライバルよりも先に陣取ることが大切／余裕がなければライバルには勝てない／規模の大きさこそが戦力となる

chapter３　ライバルを出し抜くための方法論
功を奏するのは情報収集力や判断力／ライバルの不意をつく／油断を誘うことで勝機を見い出す
／正攻法と奇策を使い分ける／形にこだわらないのが最強の戦い方

chapter４　リーダーに必要な心構え
組織をひとつにまとめることができているか／子どもを見守るような度量を持つこと／優先させるべきは心服させること／一歩引いた目線で物事を見る／死をも恐れぬ兵士の育成がリーダーの役目

chapter５　負けないための組織づくり
勝利したければ力を集中させる／危機感を共有した組織は強い／勢いに乗るには勝ちグセをつくること／成功者は『孫子』を愛読している

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アルエ]

読み易い 分かり易い！！

2024/12/29

[Elevatedflat]

倍速講義、と題しているだけあってすぐに読めますが、役立つ内容が多いと思いました。どうしても物事を「戦い」に例えてしまうので日常生活の中でどう活かせばいいのかは個々で考えないといけないですが、自身を見直すきっかけにはできそうです。

2024/04/04

[ゼロ投資大学]

中国古代の兵法書として世界中の一流ビジネスパーソンに愛読されている「孫子」をビジネスに活用する。孫子が伝えることは実にシンプルで応用が効く。敵戦力と正面から戦うことなく、相手を取り込んで自身の戦力を拡大することを目指すと良い。有名な事例では、ソフトバンクの孫正義氏が当時一般的ではなかったM&Aを活用して、自社のビジネスを拡大したことはよく知られている。

2024/03/29

[osamutkrd]

挿絵が中心のエッセンス絵本でした。軽く読めるので倍速という表題の通りです。

2024/03/21