内容説明
仕事も人生も「生き苦しい」人へ… 「立派に生きるべき」「何者かになるべき」という思い込みから、見えない何かに自分を縛り付けてしまっている人あなた、一度肩の力を抜いて、自分に優しくしてみませんか? 『教養としての落語』が話題となった落語家、立川談慶氏が落語やその登場人物のキャラクターを通して教える、生きづらさを感じている人がもっと楽に、力を抜いて生きる方法。 落語に登場する「粗忽者」には名前がついていないものが多いという。読んだ人が、「何者かでなくてはならない」という思い込みを捨て、このままの自分でいいのだと思えるお守りのような本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nazolove
15
もうここまで師匠の本を読んでると、これ前の本にあったやつ!なんて出てくるくらいの内容であった。 ただこれだけたとえの落語が出てくるあたり、古典落語ってもう数えきれないくらいあるんだな、と改めて実感した。 そしてここまでエッセンスをくみ取る師匠すごいなーと実感した。 思えば私の人生観・仕事観ってひょっとしたら談慶師匠によってつくられてるな、なんて談慶師匠の本を読むたびに思ってしまった。あと落語観も。(これは談慶師匠の裏にいる談志師匠によってかもしれないけど。) たまに人生に疲れたら読んでみようと思う。2021/07/03
オラフシンドローム
1
★★☆☆☆ 若きサラリーマンよ、気にするな。落語の中には、もっとしょうもない人たちが出てくるよ! って言われてもね…2023/11/24
果てなき冒険たまこ
1
こないだ見に行った落語が面白かったんで読んでみた。いろんな悩みや困ったことを落語じゃこんな話がありますよって軽くしてくれる意図なんだろうけどこれってビジネス本なのね。ビジネス本って苦手なのよねー困難で仕事の悩みがなくなったら苦労しねーわというのが多くてね。。(この本がそうだとは言ってない)まぁ落語はそのままを楽しむのが一番だってのが結論かな、身も蓋もないけど。2023/09/06
神崎
0
⭐️62022/02/16
すかいふらわぁ
0
落語の粗忽者が教えてくれる生き方ってなんだろう?という本。読んでいて気が楽になってきた。みんな不完全。それを補うのが人間ですね。と書かれています。さて、ゆっくりゆっくり進んで行きますか(*´︶`*)ノ2021/10/20