世界経済はもっと荒れるぞ、そして超インフレだ

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世界経済はもっと荒れるぞ、そして超インフレだ

  • 著者名:澤上篤人【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 明日香出版社(2023/12発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784756921000

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内容説明

新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、世界はこれまでに経験したことのない未曽有の危機に直面しました。サービス業を中心に生じた事業停止をはじめ、全産業にその影響が広がる中、各国の政府と中央銀行は前例のない財政・金融支援を発動しています。いったい私たちの暮らしや経済は、今後どうなるのでしょうか?常に長期の目線で経済を見通し、日本に「長期投資」の考えを広めてきたパイオニアでもある著者が、今後の見立てをまとめたのが本書です。著者は、リーマンショック以降の金融緩和によって、これまでも資産バブル(株式や商業用不動産のバブル)が生じていたといいます。今回の一件で、この流れにさらなる拍車がかかると述べます。一方で、あまりに拡大された財政投入・金融緩和により、その破綻と崩壊も近いといいます。そして、最後に襲ってくるのが「インフレ」です。インフレのイの字も見えない現状の中、いったいどんな経緯をたどってインフレはやってくるのか、具体的に詳述。「インフレは確実にやってくる」とした上で、では私たちはどんな対策をすればいいのか。それについてもしっかり解説します。今後、世界と日本の経済、そして社会は、すさまじい混乱が起きることを覚悟しなければならないと著者はいいます。しかしそれは、健在な経済・社会に至るために、避けて通ることのできないプロセスだともいいます。コロナ禍の未来を読み切る、著者渾身の緊急書き下ろしです!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アベシ

32
この本に書かれてあるのは、本当に恐ろしいことです。それは今襲来が予想されている、北海道から三陸沖にかけてM9クラスの地震と津波がくる可能性があると言っているようなものだからです。私の住んでいる場所は三陸に位置し先の大地震では死者が1000人を超えました。ようやく復興も終盤になり一息ついているところにまた同規模以上の震災が来ると言っているのです。通貨発行主体は借金がいくらになってもお金を刷ればいい…、否、1973年の石油ショックから始まった過剰流動性を放置していたことが原因のインフレ。 これはもう人災では?2020/07/26

ちいすけ

3
コロナバブルは近い将来はじける。そしてインフレになる。そのタイミングで長期投資。買うのはさわかみ投信。債券、REITは手放しておけ。。。現金ポジションを高めにしておき、チャンスを待てということなのかな。各国の財政悪化は気になるところ。2021/03/17

chiko

2
同じ話の繰り返しなので、章の終わりの箇条書きだけ読む方が頭に入る。私の考え方には合わないが、いろんな考え方があるなぁという勉強にはなった。2022/06/06

Yoshihiro Yamamoto

2
B+ 新型コロナ対策で、お金をジャブジャブにばら撒いた結果「コロナが収まったあと、激しいバブルがやってくる。そのバブルは長続きせず、1〜2年で弾け、スタグフレーションを経て本格的なインフレになる」。「暴落相場で日常生活を送るのに欠かせない、付加価値を生み出す株を買え」。「さわかみファンドが良い」という落ちが付く。話が何度も繰り返すが、それだけ著者が興奮しているということか…。「お金ジャブジャブ→バブル→インフレ」は自分も思っていたことだが、この本を読んで、インフレについて、ちょっと頭が混乱してしまった…。2020/08/14

しゆ@健康第一

1
図書館。2022年5月。タイトルに惹かれて読みました。インフレ対策に長期投資をおすすめする内容。株式投資は財産づくりの王様だ。投資の参考になりました。利確の理由付けは腑に落ちなかった。2022/06/01

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