河出文庫<br> ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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河出文庫
ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

  • 著者名:かげはら史帆【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 河出書房新社(2023/12発売)
  • 春うらら!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/15)
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  • ISBN:9784309420158

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内容説明

音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」。宮部みゆき氏絶賛の衝撃的歴史ノンフィクション、待望の文庫化!

現代に語り継がれるベートーヴェン像は、秘書により捏造されていた!? 「会話帳改竄事件」の真相に迫る、衝撃的な歴史ノンフィクション。「会話帳」とは、聴力を失ったベートーヴェンが周囲の人とコミュニケーションを取るために用いた筆談用ノートのこと。
100年以上にもわたり多くの人々を騙し続けた「犯人」の名は、アントン・フェリックス・シンドラー。音楽家でもあり、誰よりもベートーヴェンの近くで忠誠を誓い、尽くした人物である。なぜ、何のために彼は改竄に手を染めたのか? 音楽史上最大のスキャンダルの「犯人」・シンドラーの目を通して、19世紀の音楽業界を辿る。音楽ファンもミステリーファンも絶賛した名作がついに文庫化!
◎解説=栗原康

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

チョコ

58
映画化されている本ということで知った。ベートーヴェン は子供の頃から好きだし、どういうこと?と読み始め、ほんとまさにプロデューサーだったんだな、シンドラーっと思った。『運命』の件だけでも歴史を変えたよ。そして、録音技術がない中、演奏指揮でベートーヴェンを布教。本当にベートーヴェンが好きだったので、かっこよく英雄らしく仕立て上げてしまったのよね、と好意的に読んでしまった。山田くんがシンドラー演じてるからかな。映画も観なくては。2025/10/08

どぶねずみ

36
ベートーベンの伝説と歴史の虚実に迫る刺激的な物語。音楽史の裏側や人間ドラマを通じて、真実とは何か、どのように歴史が作られるのかを問いかける。事実と虚構の境界について考えさせられ、芸術や歴史の見方に深みが増した。重厚で思想的なテーマを扱いながらも読みやすく、興味を惹きつける展開が続き、強い印象を残す作品。2025/10/26

かんやん

30
難聴だったベートーヴェンの死後、その会話帳の一部を勝手に破棄したり、数々の改竄を施したりした秘書シンドラー。彼の書いたベートーヴェン伝も、信用ならないものだという。崇高な楽聖と忠実なその秘書という物語を作ったシンドラーの動機に迫る。この本自体、著者が彼の内面に迫るというより、主観に入り込んでしまうのだから、かなり小説よりのノンフィクションと言える。それにしても、これほど崇拝し奉仕したのに、ベートーヴェン本人には軽んじられ、嫌われ、バカにされていたのだから、なんだかやり切れなくて、ほろ苦い哀愁が漂う。2025/05/16

ぐうぐう

28
晩年のベートーヴェンの秘書を務めたシンドラーによって、現代にまで引き継がれているベートーヴェン像がでっち上げられた。嘘のようなホントの話に、まずは引き込まれる。聴力を失ったベートーヴェンは周囲の人達とコミュニケーションを取るために会話帳を用いた。死後に遺された膨大なその会話帳をシンドラーは大胆にも改竄していく。ベートーヴェンを神聖化するために、あるいはシンドラー自身の存在を大きく見せるために。例えば「交響曲第五番」冒頭のジャジャジャジャーンという音を「運命はかくの如く扉を叩く」と(つづく)2025/08/13

うわじまお

27
巨匠・マエストロ、ベートーヴェンと、彼の勝手秘書、シンドラーのお話。そもそもクラシックにそれほどなじみがないので、知らないことばかり、へ~の連発。自身の論文をもとにしているそうですが、書きっぷりがお上手で、楽しい小説のように読めました。2025/09/16

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