内容説明
公爵家に捨てられ、庭師のもとで育った少女レイ。庭師見習いの少年として素性を隠して生活する彼女の趣味は、理想の白薔薇を育てること。そんなある日、気まぐれで傲慢と噂の竜帝ノヴァにレイの薔薇が気に入られ、「私の花係(もの)になれ」と直々に告げられる。絶対に身バレしたくないレイは咄嗟に断るが――「必ず諾と言わせてみせる。覚悟をしておけ」そこからノヴァの怒涛の、でもちょっと斜め上なアプローチが始まり!? 一途な竜帝と不遇の男装令嬢の甘々偏愛ファンタジー!
※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
9
女性にあるはずの媚香がないため、産まれてすぐ殺されるところだったレイは助けてくれたケイビーに育てられ男として生きていく。薔薇を作るのが趣味なレイと、レイの白薔薇に惹かれレイを自分の花係として欲しい竜帝陛下のノヴァ。ノヴァの斜め上のアプローチが面白かった。生まれたときから不運で女なのに男として生きなければならなかった苦労人のレイが控えめだけどちゃんと自分の夢があり意思があって、可愛らしくてよかった。紅薔薇と本当の母親がひどすぎた。2024/11/25
かける
3
女性は生まれ持っている媚香を持たずに生まれたヒロインはすぐに捨てられた。自分の望む白薔薇を育成しようとするヒロインがいいな。喜んでもらいたくてプレゼントしてるのに、かなりトンチキ。プレゼント内容が変化していくのもいい2024/07/28
蒼
0
kindle2024/06/29