新潮新書<br> メンタル脳(新潮新書)

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新潮新書
メンタル脳(新潮新書)

  • ISBN:9784106110245

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内容説明

「史上最悪のメンタル」と言われる現代人。とりわけ若年層の心の問題は世界的に深刻だ。ユニセフが警告を発し、アメリカ政府は「国家的危機」とまで言及、日本でも高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているとの調査結果もある。脳科学からメンタルの問題を解説した世界的ベストセラー『ストレス脳』をあらゆる世代向けに、わかりやすくコンパクトにした〈心の取説(トリセツ)〉。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

48
『ストレス脳』のティーンエイジャー版なので、学術的な話は控えめで、実践に特化した印象。人類(の脳)は、過酷な自然環境の中で種を存続させるために、あえて恐怖やストレスを感じるように進化してきた。より生存の可能性が高い「集団」でいることを好み、だから孤独でいると不安になる。現代では集団がSNSなどに置き換わり、そこから逸脱することへの恐れがメンタルの低下を招いているらしい。つらい記憶はメンタルの良いときに思い出すとそのときの気分に多少上書きされるとのこと。実践してみたい。2024/01/29

のり

26
この著者の本はほぼ全部読んでる気がする。買ってから気づいたけど、これは前作「ストレス脳」をティーンネイジャー用に易しめに書き換えた内容だそうで、新鮮な発見はなかった。まあ、とりあえず運動と人とつながることが、メンタルヘルスに効果的ということは、ずっと一貫して書かれている。遺伝子的に鬱になりやすい脳の人も、リスクを下げることができるらしい。だいたい脳科学の本には、最近同じようなことが書いてあるなぁ。2024/03/24

ta_chanko

23
脳は「幸せになるため」に進化してきたのではなく、「生き延びるため」に進化してきた。われわれの脳は、かつて人類がサバンナで危険と隣り合わせの生活をしていた頃から変わっていない。したがって現代の過密な人間関係やインターネット社会に適応できていない。ストレスを感じれば「闘争か逃走か」のスイッチが入って正常な精神状態ではいられなくなるし、それが長期間持続すれば心身に異常をきたしてしまう。うつ病も、行動をさせないようにする脳のはたらき。すべては「生き延びるため」のはたらき。それを知ることで、人生をうまく過ごせる。2024/03/15

加納恭史

22
久しぶりに目が覚める一冊に出会いホットする。安心して読む。著者の「スマホ脳」はベストセラーのようだ。著者のアンデシュ・ハンセンのまとめの良さは抜群だな。著者は1974年生まれ。スウェーデンの精神科医で、医学も学んでいる。若い人の意見も見事だと感心。現代的にストレスの研究をメンタル的に、メンタル脳の科学で不安とその対処の方法を語る。脳も身体の一部であるから、運動が大切と語る。運動すると脳も活性化するとは見事だな。昔の狩猟生活の過去の影響か現代人も身の危険を感じ易いのだとか。危険の過剰反応がストレスとなるか?2024/03/03

石橋陽子

21
人間の歴史の99.9%の時間、半数が10代になる前に死に原因は感染症、事故、飢え、殺人等だった。脳はその様な危険に強く反応するよう進化した。不安は防御のメカニズムなのでその事を理解出来れば過度に恐れずに済む。トラウマは同じ様な危険から守ろうとしてくれている。脳は体の一部で体が強くなればメンタルも強くなる。ストレス原因に関わらず運動はストレスから守ってくれる。キラキラしたSNSはメンタルを下げる。他人の完璧な生活と自分を比較すると脳は自分はヒエラルキーの下にいると勘違いする。ポイントだけ読んでも価値あり。2024/03/30

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