内容説明
人の心は尊い。国民作家の原点と最晩年エッセイ
平凡な日本人の優しさを噛みしめる、作家としての原点と、人生の折々を振り返る最晩年の軽妙エッセイ。単行本未収録4本を追加。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
28
オール讀物2019年1月号〜2020年11月号掲載のエッセイ18編を2021年3月嘘かまことか刊行。1974年11月神田明神崇敬会事務局発行の日本の心より抜粋:日本のこころ、オール讀物2020年12月号〜2021年3,4月合併号:二つの記念碑、もういくつ寝るとお正月、春よ来い早く来い、老いては子に従え、の5編を加えて2024年1月文春文庫化。平岩さんの小説、脚本のお仕事、ご家族のお話、長谷川伸先生、戸川幸夫先生のお話が楽しい。コロナ禍真っ只中の話もあり身につまされる。トヨタのヤリス買替えの話は微笑ましい。2024/02/23
ごへいもち
16
2021年までに書かれた物。2023年に91歳で亡くなられた、その2年前までこんなにきちんとした著作生活をされていた。愛されて育つことが大事だとつくづく感じた。読友さんのご紹介本2024/09/06
まいさん
15
作品はよく読んでいたが、ご自身のことはあまり知らなかった。エッセイは、師事されていた長谷川伸氏のこと、家族のこと、直木賞受賞時のこと、コロナ禍でのこと等々。あぁこんな土壌があってあの作品たちは生み出されたのかと納得。2024/06/28
喪中の雨巫女。
12
《私-図書館》師匠の長谷川伸先生と兄弟子達の話は、面白かった。家族の話も、面白かった。皆さんのエッセイや自叙伝探して読んでみようかなあ。2024/08/06
kawauso
2
作者の日本文化に対する思慮や配慮が情景として浮かんでくる。2024/07/16
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