扶桑社BOOKS新書<br> 誤解だらけの子育て

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扶桑社BOOKS新書
誤解だらけの子育て

  • 著者名:成田奈緒子
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 扶桑社(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594095734

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内容説明

「いい子にしてえらいね」とほめる、宿題は終わるまでつきそう、スマホやゲームは親が管理する…
これらはすべて、脳育て理論的には間違っています!

ベストセラー『高学歴親という病』『「発達障害」と間違われる子どもたち』の著者である小児脳科学者が、子育てのよくある誤解を紐解き、子どもの“生きる力”を伸ばすための正しい方法を解説します。

“「はじめに」より”
私が小児科医になってもはや35年以上が経ってしまいました。いろんな親子に出会ってきました。私が本当にいつも残念だと思うのは、親御さんの思いが、行動としては真逆に出てしまい、結果として子どもに全く伝わってない、どころかむしろ害悪になっていることがあまりにも多いことです。

現代の子育ての状況を見ていると、情報過多の中で理想とされる子ども像を描き、それに向かって必死に育て上げようとするけど、思ったように子どもが「動いてくれなくて」こころ折れ、結果、無駄に怒ったり悲しんだりしている親御さんが多いと私は感じます。とても閉塞して利己的な育児環境だと思います。子どもはもっとつらいです。逃げ場のない家庭環境で苦しんだ挙句にさまざまな心身症状を出します。
(中略)
本書は、現代の子育て情報過多の中で苦しんでいる親御さんが少しでも楽になって笑顔になってくれることを願ってつくりました。
ここに書いてあることを「絶対守らなければ」と思うとまた苦しくなってしまうので、「だいたいそういうことね」と思って、あとはご自分の感性に従い、社会につながる姿をできるだけ子どもに見せることを目標に、毎日の生活をつなげていってくだされば幸いです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柏葉

3
「はじめに」の4歳児の親子のやりとりに興味をもって購入。脳の育つ順番(からだの脳→おりこうさんの脳→こころの脳の順に育つ)や「ペアレンティング」(ブレない生活習慣を確立する、親子がお互いを尊重して協力し合う体制をつくるなど)メソッドなどいいことが書いてあるのだが、いかんせん項目が多すぎて一つ一つの事例に対する解決策が表面的なものに留まっているのと、いくつかある筆者の娘の事例が自慢に聞こえて、心に残らなかった。具体的に対処したければ、筆者が主宰する「子育て科学アクシス」に参加する必要があるんだろうな。2024/01/19

5256

1
何がなんでも早寝早起き。幼児は8時、小学生は9時に寝られるように。宿題よりも、夕食、お風呂より、就寝時間が最優先。 5歳までは原始人。よく食べ、よく寝ていればok。土台となる脳が育っていなければ、おりこうさんの脳とのバランスで悩むことになる。 脳の育ちの順番が変わることはないが、いつからでも修正することができる。2024/02/22

yosutak

0
睡眠リズムが非常に大事という部分に賛同。個人的にここ数年、大人も睡眠が大事だと考えているが子供はなおさらだと確認した。子育てはしんどいが、夜寝かせてご飯を食べさせれば最低ラインは超えていると自分に言い聞かせたい。 また、読み聞かせについて、読み聞かせ中は脳の働きは比較的鈍く、絵話を始めると活発になるというのは初めて知った。読み聞かせ法に「絵本を題材に会話をする」的な方法があるが、それは脳の働きから見ても良いことがわかった。2024/04/10

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