反「デフレ不況」論 - それでも日本企業が勝つ理由

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反「デフレ不況」論 - それでも日本企業が勝つ理由

  • 著者名:日下公人/長谷川慶太郎
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569779447

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内容説明

「世界標準」など気にするな。「ガラパゴス化」の何が悪い! いま人々が悩んでいる「デフレ」は、世界最高品質のものづくりと、文化的成熟を経た「独走する日本」ならではの現象である。本書はタイトルの通り、デフレ不況という見方を真っ向から否認するものである。「百年デフレは日本の時代」「デフレは『繁栄の証』である」等々、日本経済にまつわる「暗い通説」をどんどん覆していく。日本企業、とくにものづくりに携わる人々は、いくらグローバル化が進もうと、中国が台頭しようと「あっさりと自然体で」努力を重ね、現在においてもなお、途方もなくハイレベルな境地を維持している。デフレへの処方箋は「日本はこれからも同じようにすればよい」、つまりサブプライム金融危機やギリシャ危機など、外の問題に目を奪われて日本の良さを見失わなければ、心配する必要はないということだ。長年日本経済を見てきた論客二人が縦横無尽に語り合う、圧倒的な一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおさわ

4
好きな評論家お二人の対談。軽薄短小より重厚長大という言葉が的を射てるなと思いました。日本の製造業が「ダメ」というより「売るのが下手」で「経営が不器用」なんだということが分かりやすい言葉で伝えられてます。面白かった。少し前の出版ですので原発に関しては状況が変わっていますが。2012/04/19

よしぽん

1
かってウォークマンが大ヒットしていた頃、軽薄短小がもてはやされ、重厚長大産業は時代遅れのように揶揄されていたが。ところがどっこい、デフレ不況といわれる時代が長引く中、しっかり日本の屋台骨を支えてくれていたばかりか、いつのまにか諸外国の追随をゆるさぬほど大きく引き離していたとは。古風な頑固親父はやっぱり頼もしかった。後は世界と対等に渡り合える、機転と押し出しのきく頼もしい息子が育って欲しい…2012/07/04

T坊主

1
お二人の豊かな発想と先見力にいつも歓心しています。政治家、官僚、学者の皆さんがしっかりと読んで確かな日本の舵取りをして欲しい。2010/08/26

hayao_s

1
軽薄短小よりも重厚長大を。感覚で日本の製造業は全然ダメなんだろうなーっと思ってたけど、ちゃんと勉強してみようと思った。2010/08/14

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