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内容説明
ある朝、シマウマのしまこさんが朝ごはんを食べていると、人間の子供がやってきて尋ねました。「ねえ、きみって、白いしま模様のある黒い馬? それとも黒いしま模様のある白い馬?」しまこさんは「わかんないわ」と、答えました。だってそんなこと、自分では考えたことがなかったからです。「今までは白と黒のしま模様のある馬だって思ってたんだけど。でも、さあいったいどっちかしらね?」そこで、途中でやってきたきりんにどっちなのか尋ねると、「あら、どっちでしょ?」と驚いて答えました。だってそんなこときりんだって考えたことがなかったからです。「そう、もちろんあたくしなら茶色のまだら模様のある黄色いきりんなんだけど」でも、そういったとたん、きりんは心配になりました。「もしかしたらほんとは黄色い網目模様のある茶色いきりんだったりして?」画面いっぱいに広がる迫力満点のイラストと、ユニークなお話で繰り広げる愉快な絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
biba
9
悩みが、納得。「たしかに、どっちだ?」と考えてしまった。子どもも「えーわかんないよ」と笑っていた。2016/01/18
mari
8
二宮さんらしい面白い発想。シマウマは白に黒しま?黒に白しま?どっちかな?とつい考えてしまう!ほかも(笑)2014/07/01
遠い日
8
ああ、ややこしい。動物たちの煩悶はわかる気もするし、そんなに気にしなくてもいいようにも思えるが、繰り返し繰り返し尋ねるうちに、おかしみが増す。あれほど考えたり悩んだりしたら、そりゃぁ疲れるね!最後の平和な空気が、いい。2014/06/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
誰かに聞きたい、ねえどっち?って。結局解決?しなかったけど、考えることはいいことだわ。おはなし会で読んだら調べてくれる子いないかな?2018/04/21
こどもふみちゃん
5
まさに、ゆめわかばさんのコメント通り。大変面白かったです。 こういうとらえ方、子供たちに教えてやりたいユーモア(?)です。2011/02/11
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