内容説明
2023年11月5日、38年ぶりに2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。
65歳での日本一監督としては歴代1位タイの記録である。
9月14日の128試合目でのVも球団史上最速で記録づくめのシーズンだった。
前回2005年の優勝も岡田彰布監督の下だが、岡田タイガースはなぜこんなにも強いのか。
「勝つための采配」の要諦とは何か。
本書は岡田監督をよく知る虎のレジェンドOBや元トラ番記者が岡田采配を徹底分析。
また連覇を達成し、タイガースの黄金時代を築くのに必要な条件についてもさまざまな角度から提示する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
39
7人の視点の違い、共通点が面白い。それは、ポジションや関わり方の違いからくる部分も多いと思う。熱い思いを持ちながらも、少し抑え目なのがいい。このあとの2,3年の変化が楽しみだ。2024/02/09
もとむ
24
昨年日本一になった阪神の監督、岡田彰布氏の監督としての手腕を、色々な関係者が語ってくれた一冊。どれも面白かったが、個人的には田淵幸一、江本孟紀、掛布雅之、赤星の話が特に良かった。江本氏の「岡田監督は"アニキ"ではなく"オヤジ"的存在。単に年齢だけの意味ではない。普通なら怒る場面でも絶対言葉に出さない。泣き言も言わない。その泰然自若とした姿勢がチームに浸透している」なるほどなあ🤔そして、最後のデイリースポーツ社長の改発博明氏の文章も良かった。記者として若い頃から近くにいた分、岡田監督の人柄が真摯に伝わる⚾️2024/12/26
マッちゃま
17
阪神日本一おめでとう本。阪神OB、元 デイリースポーツ社長を取材し岡田タイガースの強さを語った内容。1985年の日本一を知る方は今のチームと前のチームとの比較や同じ部分を語り、若い方は2005年を比べたり今を語ってくれています。個人的には社長が語る「某ビンが渡した謎の飲み物」については◯◯(←自主規制)らしい内容だなぁって感じました。四球への査定アップ、投手陣の整備と運用について見事。四球もヒットも出塁率で語るなら同じ、出て 繋いで 返して 野球は点取りゲームですもんね。さあ〜球春到来。開幕が待ち遠しい♪2024/02/19
やな
11
おーん\(^o^)/2024/01/20
ハッピー
8
18年ぶりにセ・リーグをアレし,38年ぶりにアレのアレした阪神タイガース.掛布雅之が打撃論,江本孟紀が岡田監督のブレない野球観,金村暁が投手コーチを断った本当の理由,吉田義男が「守りで攻める」最強の戦術,赤星憲広が”岡田語”の意味と意図・田淵幸一が「星野阪神」との共通点,そしてデイリースポーツの特別顧問の改発博明が岡田監督誕生の舞台裏と「アレ」が生まれた真相を描いています.岡田さんの次は誰やるんやろう!?2023/12/16