角川文庫<br> 白日

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角川文庫
白日

  • 著者名:月村了衛【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • KADOKAWA(2023/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041143216

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内容説明

千日出版の教育部門で課長を務める秋吉に衝撃的な情報が入った。事業を率いる梶原局長の中3の息子が、謎の転落
死を遂げたというのだ。部署が一大プロジェクト――大手進学塾と合併し社を独立、IT企業との提携のもと、最新技
術を駆使した[引きこもり・不登校対策]を打ち出す新時代の高校を開校――に臨んでいたときだった。プロジェクトは一
時中止になり、事故ではなく自殺という噂が社内では急速に広まる。梶原とは家族ぐるみの付き合いだった秋吉は、部
下の前島と調査を開始するが、人事課の飴屋から警告される。以前から、社長派と専務派が対立する社内。会社の上層
部は秋吉に隠蔽を働きかける。少年の死という状況のもと、彼らが気にするのは自社の利益追求と保身だった。信頼でき
ない上司、暴走する部下、情報戦の様相を呈す社内派閥抗争……。もはや社内に信用できる者はいない――。子どもた
ちの未来のために新しい学校をつくる、その志を持って教育事業を推進してきた秋吉の運命は。少年の死の真相は。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

59
出版社による引きこもりのための通信高校の設立。 その矢先に局長の息子が転落死する事故が。 自殺か他殺かによってプロジェクトに暗雲が灯りかねないため、課長の秋吉は事実を知ろうと会社の上層部へと掛け合っていく。 社会派小説の一端だが、会社内での力関係が見え隠れする。 その中で部下への指令や、人事課の目が光る中で次第に戦況は悪くなっていく。 まとめ方として悪くはないと思うけど、その状態からは無理があるのかなという結末。 なんとなく池井戸小説を狙ったかのような中身だった。2024/04/04

PEN-F

40
企業内の派閥争いに巻き込まれてしまった人は大変。大企業になればなるほど派閥争いも熾烈を極めるのかな。どの派閥に属するか、誰の下に付くかで出世とかにも影響が出そうで怖い。2025/01/18

GG読書家

14
初読み作家さん。新しい高校を作るプロジェクトの責任者の息子が転落死したところから話しが始まる。家庭に問題を抱えても事態収拾を任される課長さん。出版会社の隠蔽体質は、某TV局を想起させる。土壇場で、ゲシュタポに図らずも助け舟を出されてハッピーエンドとなる。共感する読者もいると思うが、おじさんはモヤモヤしてしまった。2025/05/01

conyTM3

13
N高みたいな通信制高校開校に向け準備する出版社担当局長の息子が転落死。 原因が隠蔽されることで色濃くなる企業内の派閥争い。 社会的立場やしがらみに縛られる大人と、心のままに行動できる子どもとの対比が鮮明に描かれている。 秋吉はちょっと感情移入し過ぎでアツすぎるかな? 家族にまで気を使って大変そう。 でもいい父親ではある。2024/08/11

chikap610

11
読みました❗️ 皆さん心が細く繊細でした❗️ 了衛ちゃんぽくなかったのかな?って思うけどどうでしょうね? 大変申し訳ないけど、可もなく不可もなくって感じでした。2024/02/20

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