文春新書<br> 話す力 心をつかむ44のヒント

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文春新書
話す力 心をつかむ44のヒント

  • 著者名:阿川佐和子【著】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 文藝春秋(2023/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166614356

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内容説明

230万部突破「聞く力」シリーズ最新刊

日本人だからこその会話の妙や楽しみ方はあるはず――。
初対面の相手との会話から、認知症の親の介護や家庭円満の秘訣、
会議や会食まで。インタビュアーを三十年以上続けている
アガワが披露するとっておきのエピソードとコミュニケーション術。

【目次より】
◎自分が話したいことを見つける
◎話すべきことは相手の話の中にある
◎会話とは“しりとり話題合戦”
◎沈黙を怖れない
◎相手の話に共感し反応する
◎助け船を出すことを心がける

◎相手との距離感をつかむ
◎モテる男は、聞き上手
◎距離と時間をおくことも必要
◎時にはKYも有用だ
◎会合では一番下っ端に喋らせる
◎皇室の会話術に学ぶ
◎絶妙な突っ込みは会話の妙
◎どんな接続語で始めるか
◎話題に窮したら病気自慢
◎占いや心理テストはいいネタになる
◎小話を頭の抽斗に入れておく
◎シモネタの効用

◎日本語の一人称は変幻自在
◎日本語は相手の出方によって自分の発言を変えられる
◎語り手をノセる合いの手
◎男女で差が出る会話と人間関係
◎初対面での会話術
◎スマホ依存は言葉を忘れさせる
◎一人で入った飲食店で何を喋る
◎アウェイの場所でどうするか
◎初めて会った人への対し方
◎末っ子の処世術
◎オジサン上司の心をつかむには

◎私が最も話上手と思った人
◎専門用語で逃げるな
◎父が教えた正しい日本語と下品な日本語
◎物語性は対話にとって大事
◎話の使い回しは落語と同じ
◎ダジャレを嫌がらないで
◎不幸な体験は宝物
◎認知症の母と話す
◎大惨事になる前に、笑うところを見つける

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

33 kouch

73
阿川さんのような、いつも笑顔でご機嫌で魅力的な方は、自分の周囲にも何人かいる。そういう方は生まれながらの素質かと思っていたが、「いつも喜んでいなさい」という思想にも支えられいるのか…。とするならば自分も意識次第で少しはお近づきになれのか。そして「絶えず祈りなさい」「…すべてに感謝しなさい」と続く。他にも「話すべきことは相手の話のなかにある」「相手に合わせた平易な言葉」と心をつかむヒントが盛り沢山。生きている限り、話す機会は沢山ある。身近でも活かせるおすすめの一冊。2024/07/20

Atsushi

59
何を隠そう、前々から阿川さんのファンである。だから、週刊文春の「この人に会いたい」を熱心に読んでいる。各界の著名人とのウィットに富んだトークが楽しいね。そんな阿川さんが語る「話す力」。軽妙なエッセイのような文章が心地よい。認知症のご母堂との優しいやり取りにグッときた。2024/01/26

ちびbookworm

56
結構評判みたいなので手に取ったが、個人的には合いませんでした。著者をよく知っている人やファンの方には◎かも。◆著者も最初に断っておられるように、「話す力」コミュ力UPのヒント本ではなく、あくまで著者が体験談を気ままに話す本です(タイトルのミスリード。著者は悪くないと思う)。人生や仕事で出会ってきた人との話がメイン。◆「いつも喜んでいなさい」という、著者が感銘を受けた聖書の言葉は印象に残った。◆「聞く力」は未読ですが、こちらの方が良さそう。audible2024/08/11

陽子

40
久しぶりのアガワさんの本。茶目っ気のある、ユーモアに富んだ語りっぷりはスラスラとページが進んだ。人と楽しくやり取りをするためのちょっとしたコツには、聞く力も必要。しりとり的なやりとりは、相手からの新しい情報を引き出したりする事で広がる新しい視点から、どんどん会話が膨らんでお互いに楽しくなる。色々な著名な方々とのやり取りエピソードも面白く、名言(迷言?)も色々。ダンフミ(壇ふみ)さんとのやりとり、笑えました。認知症になったお母さまとのエピソードもなるほど。カラリと語れるのがすごいと感じた。2024/01/29

tetsubun1000mg

38
「叱られる力 聞く力2」を読んでいたので、「話す力」も面白いだろうと選ぶ。 最初はアメリカで1年暮らした英会話の経験など軽い話から始まるのだが、森繁久彌さん、伊集院静さん、長友啓典さん、和田誠さんなどのエピソードや会話は人柄を感じさせてくれるし話としても完成されているようなので大変面白い。 面白さが最後まで続き、読むのが止まらずに一晩で読み進んでしまいました。 内容も文章も簡潔で分かりやすく、まるで阿川さんに直接お話を聞かされたような感じが残りました。 2024/02/07

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