GA文庫<br> やる気なし天才王子と氷の魔女の花嫁授業(マリー・ベル)

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GA文庫
やる気なし天才王子と氷の魔女の花嫁授業(マリー・ベル)

  • ISBN:9784815620301

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内容説明

魔術はろくに使えず、成績も落第寸前。そんなやる気なし王子ことウィルは王命で政略結婚をするハメに。
相手は『氷の魔女』リリーシュカ。魔女の国出身で、凍てつくような美貌を持つ学園でも有名な魔女だが――
「妙なことしたら氷漬けにするから」
授業では強力な魔術をぶっ放し、ダンスやマナーは壊滅的と王族の花嫁として問題だらけ!? このままでは婚約も危ういと、ウィルは王族として手本を示そうとするが――さらに裏で魔女の命を狙う刺客も現れ……
「ったく、世話が焼ける婚約者だ」
花嫁の危機を前にやる気なし王子が本気を見せる――。政略結婚から始まる超王道学園ファンタジー!!

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

29
魔術はろくに使えず成績も落第寸前。やる気なし王子のウィルが、魔女の国出身で凍てつくような美貌を持つ学園でも有名な『氷の魔女』リリーシュカとの政略結婚を受け入れて始まる学園ファンタジー。授業では強力な魔術をぶっ放し、ダンスやマナーは壊滅的と王族の花嫁として問題だらけのリリーシュカとの同居生活。一方で彼らが婚約したことで危機感を募らせる第五王子フェルズの存在。孤高の存在だったリリーシュカがウィルと出会ったことで少しずつ変わっていって、その事情も明らかになる中で、それぞれ事情を抱える二人のこれからが楽しみです。2023/12/13

しぇん

19
うーん。少し好みと外れてました。丁寧に書かれていたのですが中盤の展開はやや退屈でした。最後の敵も小物に感じましたし、おまけ程度の本当の敵候補も本当におまけ要素のような2023/12/21

ホシナーたかはし

11
タイトルからして、やっぱり地雷だった。買った俺が悪かった。王族なのにダラダラ責任も取らず生きていたい、てのは、最近のなろう系でザマァされる側か増税ク〇メガネ共くらいじゃなかろうか。序章で挫折。2023/12/21

尚侍

10
物語としてはよく描けていたと思いますが、主人公の設定が話の流れと合っていないように感じられ、なんともちぐはぐな印象を受けました。なぜ主人公のやる気がないのかはネタバレになるので書きませんが、個人的にはやる気がない=その設定には結びつかないですね。あとは王子という設定も全体的に合っていないように思えて、地方領主あたりで設定した方が物語の説得力が上がったのではないかと感じました。そういう世界観なのだとしても、第七王子の婚約者が婚約発表に着用するドレスがプレタポルテのカスタマイズというのはさすがにないかと……。2023/12/19

凜音

10
読了 成績は落第寸前で「やる気なし王子」という蔑称を持つ主人公:ウィル。 彼は戦争関係にあった魔女の国ヘクスブルクとの休戦を周知させるための政略結婚を命じられる。 そのお相手は学園で氷の魔女と呼ばれる冷たい印象を与える凍てついた容姿のリリーシュカだった。 2人の婚約から物語が動き出す王道学園ファンタジー。 ウィルとリリーシュカの関係の変化の中に見える不穏な空気。なにか秘匿されたものがあり、それがなんだろう?とハラハラしながら楽しめました。2023/12/16

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