内容説明
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大谷翔平を生んだ岩手県奥州市が、世界に誇る巨人・後藤新平は、
医師であり、その後、行政官僚として、不可能と言われた検疫事業を成功させ
感染症の流行を防ぎ、日本を救います。
その後、台湾の統治、満鉄の経営とさまざまな難問を解決し
政治家に転身。東京市の改革、関東大震災からの復興を担った大政治家です。
昭和天皇やドイツ皇帝を驚嘆させた、壮大なヴィジョンと実行力。
板垣退助やビスマルクをして、「医師にしておくにはもったいない」と
言わしめた先見性。
鉄道院総裁として国鉄発展の基礎を築き、震災から現代の東京につながる都市計画をつくったマルチな才能と実行力。
かつて日本には、こんな政治家がいた!
第1話 謀反人の子
第2話 感染症と検疫
第3話 台湾の統治
第4話 満洲の開拓
第5話 東京市の改革
第6話 震災復興
エピローグ 人を残して
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感想・レビュー
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古谷任三郎
3
コロナ禍、台湾有事、ロシアのウクライナ侵攻そして、能登半島地震…令和に入って災難続きであるが、「この人ならどうしていたか?」といつも思うのが後藤新平という人物である。医者から内務省に入り、日清戦争の帰還兵の検疫を成功させ、台湾経営を見事にこなし、外務大臣としてはロシアとの関係を改善しようと努力した。極めつけは東京市長として、関東大震災からの復興を行なったことである。大風呂敷と呼ばれ、叶えられなかった部分はあるが、今でも後藤新平の遺産は首都東京に受け継がれている。近代日本史の中でも好きな人物の1人である。2024/01/19
はる
1
面白い。江藤新平に名前が似ていて全然知らない人物でした。すごい人だったとは。2024/03/22