こどもどろぼう（１）

著者名：山吹【著】

講談社（2023/12発売）

• ISBN：9784065339817

内容説明

その日泥棒に盗まれたのは、子どもの身体でした。幸せを絵に描いたような家族・佐野家の一人娘・みのり。ある日いつものように元気良く忘れ物をしたみのりが家に戻ると、空き巣に入っていた泥棒と遭遇。ベランダから転落した拍子に、なんと泥棒と身体が入れ替わってしまう。互いの身体を取り戻すまでの間……父、母、娘、泥棒、奇妙な４人暮らしが始まる。不穏系ほのぼのコメディー開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[もだんたいむす]

ギャグかな？シリアスかな？と悩んでいたらギャグだっと思いきやシリアスでした、と言う感じ。大元の原因は祖母のお土産っぽいな。さて、どろぼうの幼少期が悲惨そうなのが気になる。

2024/03/06

[かなっち]

「前代未聞の不穏系ほのぼのコメディ」の一文に惹かれて手に取りました、親子3人と泥棒の奇妙な4人暮らしが描かれています。なぜそうなったかというと、ある日子供の体が盗まれたから。泥棒と子共の中身が、ベランダから転落した拍子に入れ替わっちゃったんですね。というお話ですが、外見がまんまオッサンなのに、ちゃんと子どもに見えるのがさすがでした。なのに、自分的にビジュアルが受け入れられなかったのが残念です。苦手な見た目に、トイレやお風呂を想像すると…(汗)。と書きつつ、母親の包容力の凄さには胸が熱くなりましたが。

2025/06/07

[乗合自転車]

空き巣と女児の入れ替わり家庭劇。大人と子供が入れ替わるという点がJ⇔Mと似ているが、こちらは両親（特に母親）がよくできた大人。コミカルな中に温かさを加えている。

2023/12/22

[たけのこ]

家に侵入したおっさんの泥棒と娘の中身がぶつかった拍子に入れかわってしまうお話。娘の姿になった泥棒を追い出すわけにもいかず、同居生活がはじまる。入れかわってしまったドタバタコメディーの合間ににじみでる家族の大切さや価値みたいな感じでしょうか。

2023/12/29

[おかめいんこ]

うんうん、面白い

2023/12/24