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内容説明
“近未来、そこはヒーロー不在の世界だった”
正義と真実の象徴であるスーパーマンは引退し、多くのヒーローたちも姿を消していた。一方、台頭する新世代の超人類は我を忘れ、自らのパワーをみだりに使い、世界を混沌の渦へと巻き込んでいった。平和を希求する人々はなす術もなく、ただこの世の終焉を待つのみであった。だが、この状況を目にしたスーパーマンは苦悩と自責の念にかられながらも、世界のために復帰を決意する。スーパーマンは、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタンなどかつての仲間たちとともに秩序を取り戻すべく立ち向かうのだが……。
技巧派アレックス・ロスによるラフスケッチほか、100ページにわたる豪華資料を完全収録。
●収録作品●
『KINGDOM COME』#1-4
(c) & TM DC.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
27
shoproアメコミ名作選の一つ。入門書としては人物多いし聖書の内容(黙示録部分)を反映させてるので正直薦めづらい。が、アメコミでこんな凄い画力とペイントの人達がいるのか!とまず驚きたい方、そして神話的な物語に浸りたい方なら読んでみてもいいかも…。新世代のヒーローが無法者しかいないので旧世代の引退したスーパーマン達が重い腰をあげるが…というのがあらすじ。年月を経て我々の知るヒーロー達も立場も変わり苦悩し、対立しというのも面白い。なんやかんやあったからこそのラストのカフェシーンは最高に美しい。2022/05/22
こうすけ
4
海外漫画好きといいつつ、アメコミはあまり読まない。だけど、絵の美しさと、スーパーヒーローの旧世代と新世代の戦いという設定に惹かれて買った。 それなりに面白かったけど、やっぱりコスチュームを着始めるところから、どうにも乗れない。アメコミヒーローのコスチュームってなぜこんなにかっこ悪く見えるのだろう。 ウォッチメンはそれを逆手に取っていたから面白かったけど。
アン・シャーリー
4
スーパーマンとかが引退して姿を表さなくなって10年、地球は彼らの子や孫世代の超人たちがヒャッハーする世紀末な世界になっていた。隠棲していたスーパーマンはダイアナ(ワンダーウーマン)に説得され秩序の回復に乗り出すが、稀代の甘チャンであるスーパーマンのこと、すんなりいくわけもなく……という話。アメコミを読むならぜひおさえておくべき名作、だそう。絵がすばらしい。DCなので、当然バットマンも出てくるんだが、スーパーマンはダイアナよりもバットマンを愛しているようにしか見えないといういつもどおりの人間模様である。2018/09/09
あさひ
4
全然知らないキャラクターばかりで出直してきます。残念。2015/04/01
松田望
3
う〜んこの本に出てくる登場人物のどれにも共感できない。押し付けに押し付けを繰り返し和解には程遠い。2016/01/19