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内容説明
プロダイバーとして海と深く関わってきた著者が、ここ20年の気候危機による海の急激な環境悪化を目の当たりにして、生命の源である豊かな海を未来に残すためにも、いま海に何が起こっているのかを知ってほしい一念で書きました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
19
プロダイバー 武本匡弘さんは、40年以上 各地の海に潜ってきた。その経験から、見てきたことをわかりやすく書いてくれている。20年前の海と今の海はまったく違うという。サンゴの死滅の速度は予想以上に速いし、海はマイクロプラスチックでいっぱいになっている。それでも希望はあると彼は言う。では、できることは何なのか。児童書ということになっているが、大人にも是非読んでほしい。2024/07/15
入道雲
7
ダイバー目線で地球気候変動や生物への影響を語っている。取り戻せない地点を越えてしまう、越えてしまったかも知れないと思いつつ読んだ。この国の政がピンボケのまま、大変な事態になっていくのではないかと思うと遣る瀬無い。2022/01/29
遠い日
6
40年以上のキャリアを持つプロダイバーの発信せずにはいられない、海の現状に愕然としました。海と山は密接につながっていることは昨今広く知られるようになってきましたが、にもかかわらず、海洋汚染は拡大している事実。プラスチックゴミ、ペットボトルのリサイクルに関しても、リサイクルのことばになんとなくいいイメージを抱いてしまっているわたしたちは、切実な危機感を遠ざけてしまっているのだなぁと痛感。プラスチックを使わない暮らしに切り替えていかないと!気候危機のこれ以上の悪化を食い止めないと!わたしも希望は捨てない。2023/09/26
Sachiko
4
なんとパパラギの創始者の方 Bye bye plastic bagsのことと思われる内容も登場。江ノ島での海藻の森が磯焼けしてることにも触れられている。たまたま図書館で出会った本だけど2021.11の新刊みたい。江ノ島で海のゴミ拾いや磯焼け調査活動を行なっている私たちも、同じ想いだなと共感。同時に、海藻がなくなり砂漠のようになったあの江ノ島の海がもう再生しないのかなと悲しくなりました。オーシャンビューのリゾートホテルの眺めは、海と陸をつなぐ大事なものを失った結果である…海と陸は繋がっている、肝に銘じます。2021/12/19
Takao
3
2021年11月発行(2014年6月、初版第4刷)。子どもにも読めるように優しく語りかけている。大人も知る必要があることだが…。著者の講演は2回聴いたが、環境破壊は「臨界点」を超えてしまったら取り返しがつかない、という熱い思いを感じる。1985年に地球環境問題が叫ばれ、40年が経とうとしているのに、解決に至らない人類。希望はどこにあるのか。本書の最終章・第7章は「それでも希望はある!」。著者のサインに添えられた「知ることは希望」。環境危機の現状を知った子どもたちが立ち上がっている。子どもたちこそが希望だ。2024/12/03
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